アシガールではサントラ曲がとても効果的に使われていますが、普段聴く曲としても魅力的な曲が多いです。
そこで、アシガール本編で使われたサントラ曲がそれぞれ何回ぐらい使われたかを調べてベスト10を作ってみました。
本編各話の後に流れた予告編も含めています。
別バージョンは違う曲として数えており、「おお牧場はみどり」まで含めると全部で60曲。
薩摩琵琶とケーナ、それにレンコン関連は聞き込めばもっと多くのバージョンがあるかもしれません。

まずは圏外の注目曲から

29位(3回) ワイルドフラワー
回数は少ないけれど、強く心に響く3拍子の名曲。
最終回12話のエンディングでも使われています。

29位(3回) 風の出発点
これも回数は少ないけれど、後の伏線となる重要なシーンで流れます。
1話で校庭を走る唯のバックで軽快に流れたのが印象的です。

29位(3回) 羽
たどたどしく響くもその人物の本心を語る曲。
流れるのはどれも心温まるシーンです。

29位(3回) 綿雲の願い
メロディーが魅力的なピアノ曲で、全て7話以降で流れます。
この曲の弦楽バージョン「見上げた空に」3回、8話最後に流れる別バージョン「☆の雫」1回を含めると7回になります。

22位(5回) TANPOPO
感動的なシーンで流れるピアノ曲ですが、1話で唯が幼い兄弟を抱きしめるシーンは心に残ります。
この曲の弦楽バージョン「ひぐらしの泣く丘」9回と合わせるとベスト3入りします。

22位(5回) 風の境界線
「風を駆ける」のシンセサイザーバージョン。
回数は多くないけれど、唯が意を決して行動を起こす重要な場面で流れます。

14位(8回) Nothin’s enuf…
if you ask me? の印象的なフレーズ・歌詞で始まる曲。
アレンジによって別の曲に聴こえるインストロメンタルバージョン「Pop Romantica」があり、その2回を含めるとベスト10入りします。

14位(8回) 月見酒
4話のドキドキの夜の名シーンでゆったりと流れるのが印象的ですが、これが唯一ホッとするシーンです。
他に流れるシーンでは若君の悩み・憂いを表しています。

14位(8回) 蒼い月・若君の憂い
悩み多き若君のテーマ・月の曲。
月見酒と同じ旋律が少し苦しげに響きます。

それでは、ベスト10!

第8位(9回) 星
サントラ集に入っていない曲が見事ランクイン!
不安が感じられるシーンでよく使われています。

第8位(9回) いざ!いざ!!
戦はもちろん、かけくらべ、不良との格闘など、戦いに関連するシーンの定番曲。
後半部分だけ使われているシーンもあります。

第8位(9回) Little Boy
コミカルなシーンに欠かせない曲。
他に同じ傾向の曲としては「Egg」がありますが、「Little Boy」はより軽やかに飛ぶように響きます。

第8位(9回) ひぐらしの泣く丘
後半の弦楽演奏がとにかく美しい曲。
「TANPOPO」の弦楽バージョンですが、原曲よりこちらの方が多く使われています。

第8位(9回) 風を駆ける
唯のテーマである風の曲の中では最上位に来ています。
「風の境界線」と共に後半の転調する部分が聞きどころ。

第8位(9回) Wizardry of Love
アシガールのテーマ曲で、続編SPではさらに進化して様々なバリエーションを聴かせてくれます。
ピアノソロバージョン2回、ラグタイム風バージョン1回を含めるとベスト3入りします。

第5位(10回) Is it true?
前奏だけ流れるのが6回、歌まで聴けるのが4回。
歌なしバージョンの「夢で会えたら」6回、「妄想ロマンス」4回を合わせるとダントツの1位になります。

第5位(10回) SHADOW
出だしの不穏な雰囲気の部分が陰謀シーンでよく使われています。
ジャズ風に進行する後半は12話の山中戦闘シーンなどで流れます。

第5位(10回) 朝霧のたくらみ
陰謀が渦巻く場面でよく流れるお馴染みの曲。
使用回数は多いのですが、サントラCDには入っていません。

第4位(11回) ゆらゆら
ブルース調の不穏なギターの響きがいろいろな場面で使われています。
このようなブルースが戦国の時代劇に合うとは思っていませんでしたが、アシガールには欠かせない曲の一つとなっています。
使用回数は多いのですが、サントラCDには入っていません。

ここからベスト3!!

第3位(12回) 月が降りた夜
薩摩琵琶とケーナの掛け合いが印象的で、シーンによってはコミカルにも聴こえる面白い曲です。
1話のオープニングの他、全編を通してよく使われています。
薩摩琵琶、ケーナによる曲はバージョンが多いようです。
使用回数は多いのですが、サントラCDには入っていません。

第2位(13回) レンコン
腹減りシーンなど、主に食に関する場面で流れるコミカルな曲。
同じ楽器の別バージョンが少なくとも4回ほど流れるので、影の第1位かも。

そして、栄えある第1位!!!

第1位(15回) 黒澤
1話を除く全話で聴くことができます。
オープニングにも4回使われており、「Wizardry of Love」と並んでアシガールの顔ともいえる曲。
威厳やスケール感を感じさせる前半と動きのある後半に分けることができますが、若君本格始動シーンのように後半がフューチャーされて使われることもあります。
 
 
いかがでしたか。
思ってたのと違~う…とか?(^^;

使われた回数によるランキングなので、意中のサントラ曲がそれほど上位に来ていないかもしれません。

ただ、ドラマのバックに流れる曲なので、
様々なシーンに溶け込みやすい曲は多く使われ、
心に残る印象的な曲はここぞという時に流れる…
という結果になっていると思います。

馴染みのあるサントラ曲がそのシーンに特化したアレンジで流れたりすることも…
本当に面白いですね。