アシガール ジャズIs it true?
古きよき時代を彷彿させるようなジャズバラード風のボーカル曲です。
ビッグバンド風のオーケストラをバックに、ゆったりとしたテンポで、まるで夢の中にいるような心地よいメロディーが歌われていきます。
アシガールはこのような曲がマッチする数少ない歴史ドラマだと思いますが、やはり基本はメルヘンだからこそですね。
この曲は唯の前に若君が現れる場面、若君といい雰囲気になる場面などで使われていますが、前奏だけが使われることもあります。
アシガール・サントラ集では3曲目に納められています。

「Is it true?」でボーカルが歌うメロディーラインをピアノやバイオリンにアレンジした曲も使われています。
・妄想ロマンス(バイオリン)
・夢で会えたら(ピアノ)

【第2話】オープニング
第1話での出会いの後の別れ際、唯が若君に「また会おう!」と言われた場面が再現され、この曲の前奏だけが流れます。
この時の若君の笑顔に唯は完全にハマッてしまったようで、以後はひたすら城を目指すことになります。

【第2話】平成に帰ってきた唯が若君の夢を見る場面
自室のベッドで横になっていた唯が「お日様の匂いが…しない。」と言うと、そこに突然若君が現れ、曲が流れ始めます。
「なんで?」と訳が分からずとまどう唯に「ゆくぞ!」と若君が促し、すぐに二人は馬上に。
しっかりと若君にしがみつき「若君様~!」と言うが、そこで目覚めた唯が抱きついていていたのはお母さんの足。
反射的に離れましたが、「大丈夫?」と言われ、再お母さんの膝に抱きついて赤ちゃんのように泣きじゃくるところで曲は終わります。

【第7話】一番好きな女子が唯であることを若君が尊に告げる場面
好きな女子のタイプを聞かれた若君が一つ一つ答えていくうち、ふと思い当たった尊が、「まさか…お姉ちゃん?」と聞くところで曲が流れ始めます。
若君は、「わしは唯ほど好ましいおなごに会うたことがない。」と唯への思いを語ります。
その後、尊の実験室に場面は移り、お父さんとお母さんからおみやげをもらった若君は礼を言います。
尊からタイムマシンを渡される時、「これ、あと2回しか使えないんです。」と説明を受けると曲はフェードアウトします。

【第11話】若君が初めて目の前に現れた時のことを思い出す場面
高山からの逃避行の山中で、唯が空腹に我慢できずに毒きのこに手を出した時、若君はそれを川の方に投げ捨てます。
この時、若君が初めて目の前に現れた時のことを思い出し、思わず唯がうっとりとすると曲が流れ始めます。
第1話のこの場面では、「星」というチェレスタの曲が流れますが、ここでは「Is it true?」の前奏が流れます。
出会いの場面では刀を突きつけられていますから不安を表す「星」、ここではすでにお互いの心は通じ合っていますから「Is it true?」となるわけですね。

【第11話】逃避行の寺で若君といい雰囲気になる場面
逃避行道中に立ち寄った山寺での星空の下、若君といい雰囲気になり、「こ…これは絶対…目をつぶる場面だ。」と唯が心の中でつぶやくところで曲が流れ始めます。
ところが、案の定、いいところで如古坊に邪魔をされ、「いいところだったのに~」と悔しがります。
高山の追手が迫ったため、すぐの出発を余儀なくされますが、唯にはこの後、大きな試練が待っています。