アシガールのタイムマシンアシガールでは、ヒロイン唯の弟・尊が発明したタイムマシンが活躍しますが、尊がいつ頃タイムマシンを考案したのか、SFファンとしては気になります。
ドラマ内の情報からこの時期を推測してみることにします。

尊の年齢は?
公式の情報では唯の年齢は16歳となっていますが、第2話の教室での昼食シーンでは、

あの人に会った時ね。
この人に会うために17年間生きてきたんだなって思ったのに
なのにもう二度と会えない。

と言ってるので、とりあえず17歳とします。
今後の進路に関する会話等が全くないので、高校2年ということになりますか。
すると、1歳違いの尊は16歳の高校1年ということになります。

タイムマシンの燃料を作り始めた時期
第9話で、尊はタイムマシンの燃料について次のように言っています。

1回分の宇宙船をためるのに2ヶ月、往復で4ヶ月。
燃料にするのに圧力をかけるから…3年。

ここまでに、タイムマシンは4往復使われています。

1話 唯が戦国へ
2話 唯が平成へ
3話 唯が戦国へ
4話 唯が平成へ
5話 唯が戦国へ
6話 若君が平成へ
7話 若君が戦国へ
8話 唯が平成へ

4往復分の燃料を作るのに、4ヶ月×4回=16ヶ月
つまり1年4ヶ月で宇宙線は採取できるようです。
問題は圧力ですが、これは量に関係なく2回分でも8回分でも同じく3年かかるものと思われます。

従って、4往復分の燃料を作るのに要する期間は、4年4ヶ月ということになります。
つまり、尊が燃料を作り始めた時期は11歳頃ということになります。

タイムマシンを考案した時期
仮に、尊が燃料を作り始めた時期を11歳とすれば、燃料を作るための装置はこの時すでに完成していなければなりません。
ドラマではこの装置についての情報はありませんが、完成したのが11歳とすると、そう何年もかけずに完成したものと思われます。
タイムマシンを考案とともに燃料を作る装置も考案したと考えられるので、制作に2年かかったとして、尊がタイムマシンを考案したのは9歳頃ということになるでしょうか。
5年かかったとすると6歳ってことになるけど、小学生になったばかりの男の子が考えるか?

ここまでの流れとしては、
・タイムマシンを考案したのは9歳(小学4年生?)
・燃料を作る装置を完成し、燃料を作り始めたのは11歳
・タイムマシンを完成したのが16歳で、ここまでに用意できた燃料が8回分
ということになるでしょうか。

完成までにいろいろと紆余曲折はあったでしょう。
設計の変更もあったと思いますが、燃料だけは当初の構想どおりのものを使えたということになります。
それにしても、9歳でタイムマシンを考案するとはさすが天才尊!

尊は燃料を作る装置を再び作るのか?
第9話では、燃料を作る装置が爆発で壊れてしまい、二度と燃料を作ることはできないと尊は言っていますが。
小学生の時、手探り状態でも2年ぐらいで作れたのなら、今ならもっと早くできるんでは?と突っ込みたくなります。(笑)

いずれにしても、次に唯が平成に帰ってくるとしたら、その時までに急ごしらえの装置を完成することだってできるのではないかと思います。
装置さえ完成すれば2回分の燃料を半年で作った実績があるし、第9話のように爆発させないように作る方法だって考えることでしょう。
なんたって、尊は天才だから…

そうなればハッピーエンドになる可能性も充分あり…というか…
この物語もさらに続いていく、ということでいかがでしょうか。
あとは、燃料が作れるようになったことをどう戦国の唯に伝えるか…ということですが。

とりあえず、このドラマの行く末はひとえに尊の才能にかかっている…と。