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  • 返信先: 創作倶楽部
    二人の平成Days3~8日15時30分、おつかいできたかな

    若君が楽しそうだから、いっかー。
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    スーパーにて。まずは米をゲット。

    唯「なんか追加で買う~?」

    尊「特に思い浮かばないよ」

    唯「手巻き寿司に入れたい具ってさ、だいたいお父さんセレクトで正解なんだよね」

    尊「確かに」

    唯「ケーキとか買ってっちゃダメかな~?まだ若君とも食べてないんだよね」

    尊「へー、とっくにデートで行ってるかと思った」

    唯「今後の楽しみにとっといたけど、今なら自分のおこづかいじゃないし」

    尊「現金な。でも若君と一緒にティータイム楽しそう。お父さんに聞いてくるよ」

    尊はスマホを操作しながら少し離れた。

    若「ケーキ?誕生日の話の折聞いたような」

    唯「そうそう、若君には平成ライフを満喫してもらわないとね」

    若「平成ライ、フ?」

    唯「えっと、今この、先の世での生活、です。しまった、説明担当がいない時にしゃべっちゃったよ」

    尊「お姉ちゃーん、そんな事だろうと思ったって。OKだけど、今夜は芳江さんエリさんも来るから、全員分買って早く帰ってこいってさ」

    唯「えーそうだったんだ、楽しみ~。了解でござる。若君、あっちね」

    尊「はやっ」

    ケーキ売場ショーケースの前にしゃがむ二人。

    唯「若君、どれにする?」

    若「ほぅ、まるで錦絵のようじゃの」

    店員達が、超イケメン~とうっとりしながら若君を見ている。

    尊 心の声(どれだけ綺麗なケーキ並べても、若君に目がいっちゃうよなぁ。ある意味罪作り)

    若「選べぬ。尊、頼む」

    尊「えー?きっとどれも美味しいよ」

    唯「私も選べなーい。いっそさ、ここからここまで全部、って贅沢は?」

    尊「それ、一人2個計算じゃん。人の金だと思って」

    唯「あんたの金でもないし」

    尊「若君、いいですか?」

    若君「苦しゅうない」

    帰り道。若君は軽々と米10キロを肩に担いでいる。ケーキも大量で結構な重さなので、唯と尊で一箱ずつ運んでいる。

    尊「お姉ちゃん、何キョロキョロしてんの」

    唯「若君を狙って、変なのがついてきたら大変じゃん」

    尊「守ってるね~。少なくともプロレスのスカウトは来ないと思う。でも凄いな若君、涼しい顔で運んでる。あ、涼しい顔はずっとだった」

    若「何程でもない。芳江殿エリ殿には世話になったゆえ、会うのが楽しみじゃ」

    尊「そうだね、確か初めてジーパン穿いた時、芳江さんが手伝ってくれたんだよね」

    唯「えー」

    若「何とか身に着けたが、この小さい金具に手こずった」

    唯「ファスナーに?そんな…きわどい」

    尊「お姉ちゃん、顔赤いよ」

    唯「ちょっと想像して」

    尊「妄想でしょ、芳江さんは仕事で慣れてるよ。それにそんな事で奥方がつとまるの?」

    唯「うっ」

    若「尊、唯はのう、腹が決まったようで決まっておらぬのだ」

    尊「腹が決まる…あぁなるほど。弟に言っちゃっていいんですか?」

    若「さすが尊は賢いの」

    唯「ちょっと尊 ~!そのわかったような言い方、わかって言ってる?」

    尊「なんとなく。ちょっと照れるし、お姉ちゃんが母になるなんて全く想像できないけどね」

    唯「わかり過ぎの飛躍し過ぎ!恥ずかしい…」

    尊「若君にとって、跡継ぎ問題はお家の一大事だからね。側室に取られてもいいの?」

    唯「ううっ」

    若「尊、わしは側室をめとるつもりはないのじゃ」

    尊「えー!そうなんだ、凄い!お姉ちゃんホント愛されてる」

    唯「えへへ~」

    尊「励め。」

    唯「なんであんたに」

    若「尊はわしの味方じゃ」

    唯「若君まで!もー!」

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    ただいま帰りました~。

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    返信先: 創作倶楽部
    いろんな物語あり

    見たよ!と、続々と挙手。大変喜んでおります( ;∀;)

    ぷくぷくさん、熊シリーズ、楽しみにしてます!私の物語は今後、平成Daysの名の通り現代に特化しますので、宗熊は…うん今のところ登場予定はありません(^_^;)

    ここで一つお詫びを。ぷくぷくさん始め他の作家さんが使用済みのモチーフが、きっと被ります。既にスーパーのカートとか被りましたもんね。アプローチは違う筈なので、すみませんがパラレルワールドは幾つもあるらしい、と大目に見てやってください。

    梅とパインさん、そっとしておいていただきありがとうございます。小平太だったら危なかった~!(偏見?)想い人のあるなしの違い、ですかね?
    源三郎とトヨ、幼馴染みであるがゆえの、あと一歩が出せなくて怖いのでも一挙手一投足にときめくの、ってヒリヒリした感じ、好きです。お二人も美男美女ですもんね。続きをまた見せてください。

    さて、もう次のお話です。毎日と決めた訳ではありませんが、出せる時には出しますね。

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    返信先: 創作倶楽部
    二人の平成Days2~8日14時30分、仲良きことは

    イケメン保育士と園児二名が歩いてるような。
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    唯と若君が実験室から出てきた。

    唯「いい天気!さっ、お出かけしましょ。どこ行こっかな~」

    覚がキッチンから顔を出した。

    覚「おーい、出かけるなら買い物頼む」

    唯「えー?聞こえない聞こえない」

    若君「父上、どんな御用じゃ?」

    唯 心の声(ちぇー、若君優しいから~)

    覚「米を買ってきて欲しいんだけどな。重いけど若君に頼めるなら」

    若「お安い御用じゃ。して、どのくらいの重さかの」

    覚「10キロ。あーわかんないか~」

    尊「若君、甲冑一人分よりか全然軽いですよ。半分以下です」

    尊が実験室から出てきた。

    唯「なんであんたわかるの」

    尊「若君にわかるように説明しないと。大切な兄上なんで」

    唯「兄上…うんうん!」

    若「なら二つは持てるの」

    覚「いやいや~一つでいいから。イケメンが軽々と二袋も持ってたら、今度は女子高生じゃないのがついてきちゃうよ」

    尊「誰が?」

    覚「プロレスのスカウトとか」

    唯「ちょっとー!若君で遊ばないで!はいはい、行ってくるから!お金ちょうだい」

    覚「頼むね。夜は手巻き寿司だから楽しみにな。今日は大丈夫だけど明日の朝御飯が心細くて」

    唯&尊「やったー手巻き寿司!」

    若「父上の飯は何でも美味いが、二人がそれほど喜ぶのなら楽しみじゃ」

    覚「はいよろしく。なんか巻きたい具あったら買ってきてもいいぞ。若君ばかりに荷物持たせるんじゃないぞ」

    唯「いいよ、尊連れてくから」

    尊「はあ?」

    唯「あんた今一緒に喜んだじゃん。お散歩デートから、新婚カップルのスーパー巡りwith小姓!に変更するわ」

    尊「最後、柚子胡椒みたいに聞こえるけど」

    若「共に参ろう。尊が居れば心強い」

    尊 心の声(あっ、若君の不安がダダ漏れ)

    唯「そりゃ二人だけがいいに決まってるけどさ、仕方ないから連れてってあげる」

    若「良いか?」

    尊「承知つかまつりました、若君」

    若「それでは、出立いたす」

    唯&尊「ははーっ」

    覚「夕方には戻れよ~」

    三人、歩いてスーパーへ向かっている。

    尊「ここは歩道が狭いんだから、手つなぎ禁止!一列!」

    唯「えー」

    若「尊の申す通りじゃ、唯」

    スーパー近くで、歩道が広くなった。唯はすかさず腕を絡ませたが、

    尊 心(一歩下がって歩くのも何だかな。前に出るか)

    すり抜けようとすると、なんと若君が手を差し出してきた。

    尊「えぇ?僕と?」

    若「この手つなぎとやらは、なかなか幸せな気分になる。尊もいかがじゃ」

    尊 心(それはお姉ちゃんとだからでしょう?でも断るのもなんだし)

    三人並んでお手手つないで。

    唯「変な集団~」

    尊「いや、なんか楽しいかも」

    若「尊もいつか姫君とな」

    尊「えー」

    唯「えー」

    尊「何だよ姉ちゃん!」

    若「姉弟仲睦まじいのう」

    唯&尊「違う違う!」

    若「ハッハッハッ」

    入口に到着。

    尊「カート取ってくる」

    若「カー、ト?」

    唯「買いたい品物を入れる、荷車みたいな?」

    カート登場。

    若「唯の馬とはまた違う、鋼の車じゃな」

    尊「自転車とは用途が違うんで」

    若「この手前のは何じゃ?」

    チャイルドシートの部分を指差す。

    唯「これは、幼き子をここに乗せます。二つ開いてる所に両足を入れて」

    若「幼子のみか?」

    唯「うん、孫四郎でもちょっと大きいかな。なんで?」

    若「じいが足腰が悪くなってきておるゆえ、乗せてやりたい」

    唯「じいを?!」

    尊 心(お姉ちゃんが言ってた、世話になった天野家のじいの事?会った事はないけど、う~若君には悪いけど笑える!)

    唯も尊も、若君の優しさがわかるからこそ、笑いをこらえている。

    若「いかがした?」

    唯「うんとね、じいって、全然じっとしてないじゃないですか。足バタバタすると、まだお金払ってない品物を蹴飛ばしそうだから、」

    尊 心(お姉ちゃんにしてはグッジョブ!)

    唯「違う乗り物があるの」

    唯、キャラクターの形になっている幼児用カートを持ってきた。

    唯「まっ、百歩譲ってこれかな」

    若「ほう、色鮮やかであるの。じいが喜びそうじゃ」

    尊 心(夫婦漫才か!)

    若「尊、なんじゃ?」

    尊「仲睦まじい事で」

    唯「でしょでしょ~」

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    ちゃんと買い物完了する?

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    返信先: 創作倶楽部
    励みになります!

    てんころりんさん、早速感想までいただきありがとうございます。

    千絵ちゃんさんにも背中を押され、作家デビューさせていただきました。

    てんころりんさん、感服しました!若君の干支をお調べになったとは。身近に感じる事ができて嬉しい。再来年は、年男ですね!

    毎日誰かの誕生日、私の完全オリジナルだったらカッコ良かったんですが、残念ながら違います。
    私が以前住んでいた町に、ある洋菓子店がありまして、年中無休なんです。ショッピングモールの中だから無休とかではなくです。その理由というのが「毎日誰かの誕生日だから、必ず祝ってあげられるように休みなし」だったんです。いたく感動しまして、今回少し変えて若君に語ってもらいました。

    日付の訂正もありがとうございました。必ず夜ですもんね。失礼いたしました。期せずして同じ日になりました。

    この後第2話です。早いかしら?ストックが有りますので…。

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    返信先: 連絡掲示板
    ありがとうございました!

    どなたか別の方の投稿とダブったのではないので、ご意見いただく方には少しわかりづらいですが、結構です。
    夜分に失礼いたしました。

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    返信先: 創作倶楽部
    二人の平成Days1~2018年12月8日土曜14時、一日一日を大切に

    平成での29日間、ところどころを覗きます。
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    土曜の昼下がりの実験室。若君と尊の二人。

    若君「しかしこの部屋は、まるで生きているようじゃ。常に光が明るうなったり暗うなったり。面妖な」

    尊「生きてる、なるほどそうかもですね」

    尊 心の声(機械に目を輝かせるトコなんて、若君も男子って感じだな)

    唯が入ってきた。

    唯「みーつけた。んもう、籠るのは尊だけでいいのに」

    若「この部屋にはいくらでも居られる」

    尊「ほら、男同士通じてるんだよ」

    唯「なにそれ。ねえねえ、若君ってさー、誕生日っていつ?」

    尊「なにそれ急だし」

    若「たん…じょうびとな?」

    唯「ケーキ…はないな、お祝いのご馳走とかパーティーとか」

    若「?」

    尊「お姉ちゃん」

    唯「何よ。尊知ってるの?」

    尊「じゃなくて。戦国時代は、そんな風習はないんだよ」

    唯「そうなの?いつか覚えとこと思ったのに。えーじゃあ、いつ年とるの?」

    尊「誰もかれも年のはじめ、元日に一歳増えるんだ。数え年って聞いた事ない?」

    唯「ない」

    尊「これだから。だからいつ生まれたかは知っててもお祝いはないよ、ねえ若君」

    若「そうじゃな。生まれた日とは大切か?」

    尊「そうですね、現代では」

    若「そうか。では毎日が大切じゃ」

    唯「なんで?」

    若「毎日誰かの誕生日じゃ」

    尊「深い…さすが総領」

    唯「毎日大切?超カッコいい!じゃあ今この時間も大切だから、お散歩デートに行きましょ、若君~」

    男子、顔を見合わせて苦笑。

    ┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅

    次回、お散歩デートなるか。

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    返信先: 連絡掲示板
    お手数ばかりかけてすみません…

    先ほどとは似て非なる原稿、送信成功しましたが、今度は329が重複ですね。マスター様さえ良ければ、私はこのままで良いですが、(内容的に2つはセットなので)不都合な事はありますでしょうか。

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    返信先: 創作倶楽部
    ドラマ最終話ダイブ!の続き~若君篇~

    こちらは、同じシチュエーションの若君側です。
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    愛しい唯の鼓動を感じながら、空を眺めていた。

    若君「唯」

    唯「はぁい…あっごめんなさい!」

    首に回していた腕をほどき退こうとするので、

    若「いや、そうではない」

    胸元に引き戻し、再び腕の中に。

    唯「えっ」

    空の彼方を見つめながら語りかける。

    若「…そなたは誠に軽い身よのう、手足も棒切れの様であるし」

    唯「えー?それ、褒めてます?」

    若「褒めておる。前より思うておったが、このような体で、幾度もわしや羽木を救うてくれた、心より礼を申す」

    唯「そんな。お礼は前も言われたし、若君を守ると決めたのは私だから」

    若君 心の声(しかし戦はまたいつ始まるやわからぬ。何とか唯を出さずにすむ手立てはないだろうか)

    唯「あっでも、背中とか痛いじゃないですか」

    唯が体を起こそうとする。

    若 心(このままするりと逃げてしまいそうじゃ)

    右手を伸ばして顔を包んだ。

    若「このままで良い。眼前には一面澄んだ空と唯だけじゃ。心地よい」

    髪を撫でながら見つめると、唯はまた泣きそうな顔をしている。

    唯「若君…」

    若「なんじゃ?」

    唯「超…超幸せですぅ」

    若「幸せか、わしもじゃ」

    若 心(笑顔も泣き顔も実に面白い。しかしそれを伝えると唯はいつも腑に落ちない顔をする。先の世とは意味合いが違うようだが、わからぬ。尊に聞いておくべきであったな)

    唯「…若君ぃ」

    若「ん?」

    唯「心の臓が止まりそうですぅ」

    若 心(どこかで聞いた様な。何も食してない筈だが、例えで良いのであろう)

    若「ハッハッハ、それは困るのう」

    若 心(尤も、唯が拐われた折はわしも心の臓が止まりそうであったわ。今となっては懐かしい話じゃ。ここまで心を動かされるとは)

    若「心通じ合う姫など要らぬ、と思うておった時期もあったがの」

    唯「そうなの?」

    若「唯に出逢うて誠幸せじゃ」

    体を起こし、唯も座らせたが、うつろな目で下を向いている。

    若 心(今が適期では)

    あごをそっと持ち上げる。驚いているが構わず近づき、唇を重ねた。邪魔する者もなく、風の音と鳥のさえずりだけしか聞こえない。

    暫くすると、唯が怒り出した。

    唯「若君…速攻過ぎますっ!さすが戦国武将、じゃなくてっ」

    若「ん?如古坊や源三郎が参る前にと思うての」

    若 心(何ゆえこうも腹を立てておるのか?同じ気持ちではなかったのか)

    唯「あぁそだね。じゃなくて!なんというか、もちょっともったいぶるというか、ロマンチックに…ってこれ英語じゃん、もーっ何て説明すれば!」

    若 心(早口であるし、先の世の言葉も入っているようでわからぬが…わしが悪いようじゃし、落ち着くまでもう少し話を聞こう)

    若「それで?」

    唯「ファーストキスなんだからあ、あっまた英語だった、えーと初めての~口づけなんですぅ。そりゃ若君にとっては初めてじゃないかもしれないけどさ、あっ否定しない?ちょっとショック」

    若 心(今まで焦らされておったから、わしは堪忍袋の緒が切れそうじゃったのだが。初めてとそうではないのは何か意義が違うらしいが何であろうか)

    若「唯が何に腹を立てているかはわからぬが」

    向き直って真っ直ぐ唯を見つめる。

    若「では如何すれば良い?」

    唯「そうゆーんじゃないんだけど…もういいです」

    若 心(落ち着いてきたようだな)

    若「良いのか?」

    唯「じゃあ今度からはー、心の準備ができてからで」

    若「ほう、あいわかった」

    若 心(そうか、急いてはならぬのだな。それはあい済まなんだ。これからは必ず許しを得よう)

    唯「でも私は、若君が初めてで良かったし、これからもずっと若君だけですから」

    若「そうか、それは喜ばしい事じゃ」

    唯「ずっとお供するんですからっ」

    若 心(必ず守ってみせようぞ)

    若「心得た、で」

    若 心(改めて許しを)

    唯「へ?」

    若「今はもう準備は出来ておるか?」

    唯「えっ?えっと…はい…」

    もう一度優しく口づけた。

    この世界に二人だけ、かのような、静かで緩やかな時間だった。

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    返信先: 連絡掲示板
    なるほど

    番号が328で重複しましたが、このままで良いでしょうか。
    この後、まだ投稿いたしますが330になるんでしょうか?

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    返信先: 連絡掲示板
    すみません

    はい、最新のみで結構です。

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    返信先: 連絡掲示板
    張り切って送りましたが…

    私の創作倶楽部への投稿が、4つ渋滞している模様です。お手数おかけしますが、どんな不具合かも教えていただけると幸いです。

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    返信先: 創作倶楽部
    ドラマ最終話ダイブ!の続き~唯篇~

    一緒に倒れこんだ後、若君に抱きついたままの唯。

    唯 心の声(なんか…もう一回プロポーズされたみたいな感じ?超嬉しい!)

    日差しが暖かい。

    唯 心(ぽかぽかして気持ちいい…若君もあったかい…)

    夢うつつにまどろんでいた。

    若君「唯」

    唯「はぁい…あっ!」

    若君に、全体量乗っかったままでいる事にようやく気付く。

    唯「ごめんなさい!」

    首に回していた腕を外し、退こうとすると、

    若「いや、そうではない」

    胸元に引き戻され、再び抱き締められた。

    唯「えっ」

    戸惑っていると、若君はゆっくり話し始める。

    若「…そなたは誠に軽い身よのう、手足も棒切れの様であるし」

    唯「えー?それ、褒めてます?」

    若「褒めておる。前より思うておったが、このような体で、幾度もわしや羽木を救うてくれた、心より礼を申す」

    唯「そんな。お礼は前も言われたし、若君を守ると決めたのは私だから」

    そう話しながら、

    唯 心(前から軽いと思ってたって…どゆこと?あ、そっか!長沢城でおんぶしてもらったっけ。えへへ~。でもあの超カッコ良かった若君、全然見えなかった~ちょっとざんねーん、あーあとお姫様だっこもあこがれるなあ~今度おねだりしよっ)

    兄上の部屋でのくだりは認識なくカウントされていないが、思い出してはニヤけ妄想してはニヤけていた。が、

    唯「あっでも、背中とか痛いじゃないですか」

    降りようと体を起こすと、若君の右手が伸びて顔を包み、

    若「このままで良い。眼前には一面澄んだ空と唯だけじゃ。心地よい」

    見つめながら優しく髪を撫でるので、胸が熱くなりまた泣きそうだ。

    唯「若君…」

    唯 心(会えなくて辛い事もあったけど、なんか、なんか…)

    若「なんじゃ?」

    唯「超…超幸せですぅ」

    若「幸せか、わしもじゃ」

    唯 心(もう、夢じゃない)

    ふっと体の力が抜け、若君の胸に再び持たれかかった。

    唯「…若君ぃ」

    若「ん?」

    唯「心の臓が止まりそうですぅ」

    若君、少し考えた様子だったがすぐ破顔。

    若「ハッハッハ、それは困るのう」

    声が体越しにも響いて、全身で若君を聴いているよう。

    若「心通じ合う姫など要らぬ、と思うておった時期もあったがの」

    唯「そうなの?」

    若「唯に出逢うて誠幸せじゃ」

    若君は体を起こした。唯も座り直したがまだうつろに下を向いている。

    若「唯」

    大きな手で優しくあごクイされ顔を上げると、思いの外距離が近い。

    唯 心(あっ)

    目を閉じる間もなく、唇が重なった。

    唯 心(はやっ!えーっえー…)

    驚きはしたが、次第にその感触の柔らかさに、

    唯 心 (キスって、キスってこんなに体までトロけるものなの…)

    目を閉じすっかり夢見心地。風の音と鳥のさえずりだけが二人を包んでいる。

    ……どれだけ時が流れたか、もう一度強く抱き締められた。腕の中で唯は我に返り、

    唯「若君…速攻過ぎますっ!さすが戦国武将、じゃなくてっ」

    若「ん?如古坊や源三郎が参る前にと思うての」

    唯「あぁそだね。じゃなくて!なんというか、もちょっともったいぶるというか、ロマンチックに…ってこれ英語じゃん、もーっ何て説明すれば!」

    怒涛の勢いに、若君が首をかしげている。

    若「それで?」

    唯「ファーストキスなんだからあ、あっまた英語だった、えーと初めての~口づけなんですぅ。そりゃ若君にとっては初めてじゃないかもしれないけどさ、あっ否定しない?ちょっとショック」

    若「唯が何に腹を立てているかはわからぬが」

    若君は向き直り、

    若「では如何すれば良い?」

    唯「そうゆーんじゃないんだけど…もういいです」

    若「良いのか?」

    唯「じゃあ今度からはー、心の準備ができてからで」

    若「ほう、あいわかった」

    唯「でも私は、若君が初めてで良かったし、これからもずっと若君だけですから」

    若「そうか、それは喜ばしい事じゃ」

    唯「ずっとお供するんですからっ」

    若「心得た、で」

    唯「へ?」

    若「今はもう準備は出来ておるか?」

    唯「えっ?えっと…はい…」

    もう一度そっと優しく口づけられた。

    唯 心(ドキドキが止まんないよぉ!若君、策士?)

    周りには終始誰も居なかった。急いで呼びに来る者がいないという事は平和の証であり、束の間ではあるが緩やかな時間が流れていた。

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    返信先: 創作倶楽部
    失礼いたします

    最近、アシカフェに入店いたしまして、こちらには初めて参りました。夕月かかりてと申します。

    諸先輩いらっしゃるなか私も、とムクムク創造が膨らみ、僭越ながら創作物語を発表させていただきたく、お邪魔いたしました。

    私の物語ですが、

    ・ドラマは本編とSP、Blu-rayの赤青の内容は観ている

    ・原作は読んでいない

    ・でも公式掲示板などで漏れ聞いた、原作関連の内容が混じるかもしれない

    ・キスに至る際の寸止めは、ない

    となっております。「今回寸止めありません」と毎回お伝えするのも興醒めですので、アシガールは寸止めこその美!とお考えの方は、ご覧になられませんようお願いいたします。

    本日、一気に三篇投稿いたします。ドラマ最終話の続き二種と、平成での二人の物語第1話です。

    ド新人創作者の物語、ご笑納ください。

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    返信先: アシガール掲示板
    すぐ、隣に…

    ユーザー登録も完了いたしました。今の心境をお話しさせてください。

    明日は11月24日。二年前にアシガールSPで、唯と若君が平成に来た日ですね。12月22日まで居たのは既出の通りですね。

    私が、アシガールを知って初めて迎えるこの季節。去年は、知らなくても充分幸せに過ごしていました。でも今年、知った事で、より彩りある生活になっています。

    二人が過ごした同じ季節がやって来た!すぐ隣で、腕をぶんぶんしながら歩いてるかもしれない、スワンボート漕いでるかもしれない。架空の物語だからこそ、今、それが起こってるって想像したっていいじゃない。

    二人の幸せな姿が見たくて、想像から創造へ。ひとえに私が見たかったから、に尽きます。

    いよいよ創作倶楽部沼に入ろうと思います。遅れて登場したアシラバで、皆さんと熱の入る時期がずれているのは承知の上ですが、今の私の熱い想いでした。

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    返信先: 連絡掲示板
    入ります

    ありがとうございました!

    投稿フォームへ

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