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  • 返信先: 創作倶楽部
    重箱の隅、大歓迎です!

    ムーンウオーク様
    乙、ありがとうございます!
    重箱の隅、どんどんつついてくださいませ。ありがたや~(^_^)v
    確かに、黒羽城です!
    羽黒山が、ちらりと浮かんでしまい・・・笑
    早速、訂正いたしました~汗
    ココハナ、行ってらっしゃいませ!
    それにしても、原作拝読し、ビックリです!
    これは、かなりの大名設定!
    石垣に掘割!
    関東圏では、松本城を、真っ先に思い浮かべました。
    いやいや、黒い城と言えば、西にも名城が。
    おばばは、ちと、これより城探訪に行って参りまする。m(__)m

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    返信先: 創作倶楽部
    梅の小枝 後編

    時は永禄三年。
    前年の高山との戦に勝利し、
    めでたく迎えた新年の宴も
    終わった頃の事。
    忠清は、居間で一人、
    物思いにふけっていた。
    ふと何か思い立ち、
    それを紙に描きつけるが、
    すぐにまた、思案顔で黙り込む。

     「若君様、
      庭師の頭が参りました。」

    「さようか。」

    文机に向かっていた忠清が、
    筆を止めて、こちらを向いた。

     “お目が赤い。
      昨夜もお休みになって
      おられぬご様子。
      いったい、何をお描きなのか。“

    気がかりではあったが、源三郎は、
    あえて尋ねようとはしなかった。
    忠清は、
    描き上げた一枚の紙をかざし、
    しばし眺めた後、
    やっと、外廊下に出て、
    庭師と対面した。

    「ぬしは、腕の立つ石工を、
     存じておろうか?」

    庭師の頭は、押し頂く様に、
    若君の自筆の絵図を受けとると、
    懐から取り出した筒に入れ、
    持ち帰った。

    それからしばらくして、
    忠清はまた、あの庭師を呼んだ。

    庭師の頭は、石工を連れ、
    庭の隅に畏まっていた。
    忠清は、二人の前に
    かがみ込むようにして、
    言葉を交わした。
    その横顔には、笑みが浮かんでいる。
    石工は、ただただ恐縮している様だ。

    庭師は、やがて立ち上がり、
    梅の枝を見定め始めた。

    若君は、その間も
    石工と話し込んでいる。

      「この枝が、
       よろしゅうございましょう。」

    庭師の声に、
    忠清が振り返り、頷く。
    頭は、枝を切り取り、
    大切に紙に包むと、石工と共に
    下がって行った。

    それから、一月ほどが過ぎた。

    朝早くやってきた小平太が、
    若君に言い含めるように、
    婚礼までの段取りを述べ始めた。

    本日、阿湖姫と対面し、明後日が婚礼。

    背を向けて、
    何かに見入っている忠清に、
    しびれを切らした小平太が、
    声をかけた。

     「若君様!聞いておられまするか?」

    「まこと、せわしない事じゃ。」

    忠清は、振り返りもせず言葉を返す。

    「小平太、阿湖姫は、
     こちらに到着されたばかり。
     本日は、お体を休めて頂きたい。
     対面は、明日にと、
     お伝えして参れ。」

     「明日に・・・と?」

    「殿と、母上にも、よしなにな。」

     「は、は!」

    小平太が下がると、忠清は、
    ほころび始めた梅の木の下で、
    唯の写真を眺めながら、ささやいた。

    「唯、約束の花見じゃ。」

    そして忠清は、
    すぐに源三郎を呼んだ。

    「遠乗りに参る。吹雪に鞍を頼む。」

    供を申し出る源三郎を残し、
    忠清は、一人、立木山に向かった。

    吹雪と共に、風を切る。
    凛とした空気に触れ、忠清の頬が
    うっすらと赤く染まって行く。
    陽が、西に傾き始めた頃、
    やっと立木山の麓に着いた。

    山頂に続く細い道の脇で、
    あの庭師の頭と石工が待っていた。
    その、すぐ横に、
    小さな石垣が組まれている。
    土が盛られたその上に、
    梅の小枝が挿し込まれていた。

    その横には
    小さな滑石が置かれている。
    淡く彫り込まれているのは、
    空を眺めるような一組の男女の姿。

    忠清は、その石にそっと触れた。
    石の後ろ側には、
    浅い窪みが彫られている。
    忠清は、懐から錦の包みを取り出すと
    その窪みに入れた。

    「では、頼む。」

    石工は、深く頭を下げた後、
    もう一つの滑石を嵌め込んだ。
    そして、二つの石のわずかな隙間を、
    磨き込んでいく。

    「見事なものじゃ。
     まるで、一つの石に見える。」

    後から嵌め込んだ石には、
    忠清が描いた絵が彫り込まれていた。
    庭師の頭と石工に
    ねぎらいの言葉をかけた後、
    忠清はその石を両手で包み込んだ。
    ふと、唯の笑い声が
    聞こえたような気がした。

    “唯、確かにお前は永禄で、私と共に
    この鹿の原を駆け抜けたのだ。”

    忠清は、颯に再びまたがると、
    黒羽城に戻って行った。
    梅の小枝に寄り添うように立つ
    小さな石を、何度も何度も
    振り返りながら。

    忠清を乗せた吹雪もまた、
    決して先を急ごうとはしなかった。

            ・・・・・・・・・・・

    平成に戻ってからの姉は、
    同じDVDばかり、
    繰り返し見ていた。
    ある曲が流れると、
    必ずその歌詞を口ずさむ。

    そして、その度にひどく落ち込む。

    僕は、そんな姉の姿に耐え切れず、
    ある日、とうとう、
    そのDVDを隠した。

    姉は飛んできて、僕を問い詰めた。

    逆に僕は、姉に尋ねた。
    出来るだけ、冷静に。

     「なぜ、あの曲にこだわるの?」

    姉は、ぽつんと言った。

    「若君の告白だと思ったのに、
     お別れのメッセージだった。」

     「そう思うの?本当に?
      若君が伝えたいのは、
      そんなんじゃない。
      お姉ちゃんが、平成で
      幸せに暮らしてる、
      その事実が、若君の生きる力に
      なるって事なんじゃないの?」

    「尊」

    次の日から、姉は、
    学校に行くようになった。
    あの曲を聴くためのイヤホンは、
    もう付けていない。

    僕はほっとした。
    これで、またやっと
    次の発明に取り組める。
    僕の平和は保たれるはずだった。

    そう、あの台風さえ来なければ。。。

    あの日、姉はものすごい勢いで、
    走って帰ってきた。
    社会科の木村先生から、
    とんでもないものを貰ってきたのだ。

    それは、まさしく、
    姉の部屋から忽然と消えた、
    “金メダルを齧っている”
    姉の写真だった。

    姉は、木村先生から、
    その写真を見つけた郷土史家を
    紹介して貰い、
    小垣市の古戦場を見に行った。

     「ここって、鹿の原ですよね。」

    「そうです。
     ここは、大分前から、大規模な
     宅地開発計画がありましてね。
     ただ、バブルがはじけた後、長い間、
     進まずにいたんですよ。
     ところが、また急に
     再開発計画が持ち上がって。
     そこで、私たちに、
     事前調査名目で発掘調査の
     許可が下りたって訳です。
     この写真がみつかったのは、
     あの立木山の麓ですよ。」

     「立木山」

    唯にとっては、
    忘れもしない場所だった。

    「見事な梅の木が、
     一本有りましてな。」

    唯は、一生懸命記憶をたどったが、
    若君と駆け抜けた立木山の麓に、
    梅の木があったかどうかは
    思い出せない。

    唯は、その木の幹に掌を当てた。
    足元に、小さな石のかけらが
    落ちていた。

    「ああ、それは、ここにあった
     祠のような石のかけらでしょう。
     それは、私に頂けますかな?
     修復の担当者に渡しますから。
     随分、古いものでね。
     400年以上は前のでしょう。
     どうも、双体道祖神の様
     なんですが。」

     「何ですか?
      その、双体道祖神って。」
                 
    「男女一組の姿が彫られた、
     旅の守り神ですな。
     道祖神は、足の神様として
     祭られる事もあります。
     どうも、先日の台風で倒れて、
     壊れた様で。」

     「足の神様」

    「ああそうだ、これですよ。ほら。
     石の両側に彫りものがあるんです。
     こういうのは、本当に珍しくてね。
     裏側の方は、このスマホの写真でも
     見て取れるでしょう?
     実はね、これにはもっと
     面白い仕掛けがある様で。
     石の中に、何か入っていた
     痕跡があるんです。
     多分、お経か、お札か、写仏って
     とこでしょうかね。
     写真は、その倒れた石の下で
     見つけ・・・」

    差し出されたスマホの画面に
    釘付けになっていた唯には、
    郷土史家の声が、もう耳に入らない。

      梅の枝にかかる月

    若君の居間で見上げた空の、
    姿そのまま。

    涙が溢れ出し、止まらない。
    唯は、郷土史家に
    やっとの思いで礼を言うと、
    梅の木の幹を抱きしめた。
    ただひたすら、
    忠清に会いたかった。

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    返信先: 創作倶楽部
    ついに完結 おめでとうございます!

    ぷくぷく(群馬)様
    長編大作、まさに駆け抜けた感じでしょうか。
    成之様が、実は誠実なお人柄だったのが、とても嬉しかったです。
    阿湖姫と、いつまでも仲良く睦まじくいて頂きたいですよね。
    じいのお茶目キャラが光ってますね。
    早川家の懐の深さに脱帽です!
    戦国の皆様、無事に戻れてよかった~。
    殿も嬉しそうで何よりでした!

    では、私も後編を。

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    返信先: 出演者情報板
    ありがとうございます。

    こやつも阿呆じゃ様
    早速の書き込みありがとうございます。
    流石ですね!
    新アカウントで検索してみます!

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    返信先: 出演者情報板
    健太郎氏の公式ツイッターが

    こんばんは!
    本日、健太郎氏の公式ツイッターにアクセスできずに、大慌て。汗
    密かに、フォロワー数が増えていくのを楽しみにしていたのですが・・・。
    どなたか、事情をご存じの方がいらっしゃいましたら、書き込みお願いします。
    明日も、アクセスしてみたいとは思っていますが、同じ状況だったら、かなり辛い。
    よろしくお願いいたします。

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    返信先: 創作倶楽部
    原作漫画、1~14巻、完読しました!

    月文字様
     羽木の月、ではなく、萩の月、召し上がって下さったんですね。
     ありがとうございます。私も”寸止め”でドキドキでした。笑

    こやつも阿呆じゃ様
     寸止めの後、そうなんですね。楽しく妄想しました!
     アシガール限定妄想作家、まさに、究極のアシラバですね。
     私は、実は、ちょこちょこ別のも書いてます。←この浮気者!と、じいの突っ込み

    てんころりん(東京)様
     花火の早川家の情景は、長すぎるかと、カットした部分ですが、
     思い切って投稿してよかったです。感想有難うございます。
     ”後二度使える”の嘘、”悩ましい”お気持ち、是非、書き込みお願いします。
     今後の作品の参考にさせて頂きたいです。

    ぷくぷく(群馬)様
     太田焼きそば、メガ盛りごちそういたします!
     実は昔、家族で太田市の大光院(別名;子育て呑竜)に行った事があり。
     そう言えば、先日、某書店の店頭に、高崎だるまの老舗が作成した、
     ”アマビエだるま”が販売されてました。ピンク色で、可愛らしいです。
     ネットにも挙がっているようなので、もし、ご興味があれば、見て下さいね。
     続編も読ませて頂きました。アパタイト、珍しい宝石をご存じなんですね。
     宝石言葉ですか?知らなかった。母と子の素敵なシーンですね。
     どんな方法で、皆さま戦国に戻られるのか、とっても楽しみです。

    ムーンウオーク(島根)様
     原作を読んで、ハンドルネームの由来がやっとわかりました。←遅すぎじゃ!とじいの突っ込み
     お名前から察するに、唯のムーンウォークの場面が、きっと大好きでいらっしゃるかと。
     実は、おばば、原作漫画版の”唯の写真の謎”にせまる為、その前編として、
     その場面に、おばばの妄想を入れたものを、これから投稿いたします。
     原作ファンの方の、”違う~!”という突っ込みが聞こえてきそうですが、
     先にお詫び申し上げまする~。できる事ならば、お許しを!

    皆様
     やっと原作読みまして、まだ熟読していないので、すべて解決とはいきませんが、
     原作漫画版、”唯の写真の謎”に再チャレンジしたいと思います。
     まずは、その前段階の部分を投稿いたしますね。
     長いですが、お付き合いくださいませ。m(__)m

     

     

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    返信先: 創作倶楽部
    おはようございます。

    こやつも阿呆じゃ様
     感想ありがとうございます。
     そうなんですよね!私も同じです!
     ”妄想の中で、自然に動いてくれる感じ”
     ドラマの中で、木村先生もおっしゃってますが、
     ”目の前でお殿様が実際に戦ってる”様な。
     自分自身は、その動きを、文字で写し取っただけで。
     嬉しいです!共感出来て!

     こやつも阿呆じゃ様の作品も、ドラマで見てみたかったシーンですよね。
     唯の喜びが実感できて、ついつい、”おふくろ様”目線でジーンとしてしまいました。
     ”寸止め”まさにアシガールですね。(^_^)v

    ぷくぷく(群馬)様
    ほぼ会話のみでストーリーを展開させていく技。感服!。
    ドラマの台本を読ませて頂いているような。
    続編が楽しみです。(^_^)v

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    マスター様

    有難うございます!
    早速、視聴してみます。
    マスター様は、ギターもお得意なのでは?
    弾かれた事、おありですか?
    ドラマで使われなかったなんて、もったいないですよね。

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    返信先: 連絡掲示板
    マスター様

    今、気づきました!
    ”見上げた空に”は、”綿雲の願い”と同じメロディでしたよね。
    この一曲は手に入れられますね。
    有難うございます。m(__)m

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    返信先: 連絡掲示板
    マスター様

    早速の情報有難うございます。
    どちらも素敵な曲ですよね。
    実は、SPの劇伴の、”TEARDROP OF THE MOON”と、
    と、連続ドラマの方の、”泪の小舟”(タイトルが違っていたらすみません。
    若君が平成から戻った時に、高熱で意識朦朧の唯を抱きしめるシーンで
    使われた曲です。)と、
    ”見上げた空に”の楽譜が欲しかったんです。
    ギターソロに編曲できたら素敵だなと。
    あ、私は、編曲はできませんが。。。
    でも、もし、手に入れられたとしても、著作権の問題が発生しますよね。
    無理ですかね。残念。

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    返信先: 連絡掲示板
    マスター@管理人様

    タイトルに様をつけ忘れました。
    大変失礼いたしました。m(__)m

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    返信先: 連絡掲示板
    マスター@管理人

    出演者情報版の[no. 1543]が重複してしまいましたので、
    片方を削除して頂けますか?
    よろしくお願いいたします。
    創作倶楽部の投稿を、手直ししたかったのですが、
    今回は諦めます。
    よろしくお願いいたします。

    それから、お訪ねしたいことが一つ。
    ドラマ・アシガールの劇伴で、
    楽譜を手に入れたいと思っているものがあるのですが、
    入手可能でしょうか?

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    返信先: 連絡掲示板
    マスター@管理人様

    ログインはできたのですが、
    投稿したものの削除や編集はどのようにしたらよいのでしょう?
    お手数ですが、教えて下さい。m(__)m

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    返信先: 連絡掲示板
    マスター@管理人様

    ログインできました!
    有難うございます。m(__)m

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