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    無題⑭

    続けて失礼します。長いです(^_^;)

    ナレ:女子四人は買い物の前にお茶していた。綺麗に盛られているプリン
      アラモードのサンプルを見た阿湖姫が興味を示したので頼み食べていた。
    阿:「唯は、この様に美味な物を日頃より食しておるのか?」
    唯:「私だって食べたのほんと何年振りかってくらいですよ」
    阿:「さようか。  吉乃殿」
    吉:「阿湖姫様、美味しゅうございますね」
    ナレ:食べ終わり、買い物スタート。先に四人分の服を。先に買っておかないと
      忘れそうだからとお母さんが笑いながら言った。デパートを歩き回って
      いる時、唯たちからはぐれては大変と離れないように気を付けて歩いて
      いた。男物のショップに入り棚の服を手にしながら、
    美:「私の若い頃って、スウェットってグレーとか地味な色だったけどねぇ」
    ナレ:その中で4色選んだ。ピンク、赤、紺、グレーを。唯は何でその色と
      思っていたが黙っていた。
    美:「やっぱり、なんだかんだ言ってグレーは外せないわね、ふふっ」
    ナレ:唯はお母さんの笑う意味が分からなかった。下着コーナーに。
      唯は恥ずかしいと言い出し店の外へ。阿湖姫と待つことにした。
      何事も経験だと吉乃はお母さんと共に。取敢えずトランクスパンツと
      ランニングシャツと靴下もカラフルな物から選んでいた。
    吉:「母上様、わたくしにも分かりますが、殿方には」
    美:「良いじゃないですか。 楽しいでしょ」
    ナレ:吉乃はお母さんに圧倒されていた。その頃、阿湖姫が足を擦っていた。
    唯:「阿湖姫、疲れました?」
    阿:「そうでは。  だが、この靴とやらが慣れぬのでのぉ」
    ナレ:丁度、唯とサイズが同じで唯のスニーカーを履いていた。
    唯:「サンダルの方が良かったかな?」
    阿:「さんだる?」
    唯:「草履みたいな物です」
    阿:「さようか」
    唯:「もしかして、お袋様も、そうかも。  ここが終わったら、サンダル
       買いに行きましょ」
    阿:「だが、良いのか?」
    唯:「えっ?」
    阿:「食した折も、払うてくれたが。  銭を」
    唯:「そんな気にしないで下さいな」
    阿:「その様な」
    唯:「そんな遠慮するなら私、此処で泣きますよ」
    阿:「唯」
    唯:「ふふっ」
    ナレ:すると吉乃だけ出て来た。二人を呼びに。着たきり雀ではと2セット
      なので結構な量。
    唯:「そんなに」
    ナレ:驚きながら四人手分けして袋を持ち店を出た。そして、唯はサンダル
      の話をした。
    美:「そうね。  吉乃様は大丈夫ですか?」
    ナレ:吉乃は踵の低いパンプス。
    吉:「足先がちと、きついように思うのですが。 大事ございませぬ」
    唯:「無理すると足痛くなるから、やっぱりサンダルにしましょ」
    ナレ:唯は近くの案内板を見て確認した。
    唯:「この先みたい。  で、お母さん、その後、お昼にしない?」
    美:「そうね」
    ナレ:シューズ売り場に行く前にロッカーで荷物を預ける事にした。二人の
      様子を不思議そうに見ていた吉乃と阿湖姫にお母さんがロッカーの
      役割を説明した。
    吉:「便利な物なのですね」
    ナレ:二人は感心していた。シューズ売り場に行き、サンダルを選んだ。
      色々な形や色に二人は驚いていた。店内を見てまわって阿湖姫がリボン
      の付いたパンプスを手にした。
    美:「気に入りました?」
    阿:「可愛いと思うての」
    ナレ:そう言った後、棚に戻した。お母さんは履くだけでもと勧め、阿湖姫
      も履くだけならと。ピッタリでキツク無いというと、お母さんはそれを
      手にしてレジへ。
    美:「遠慮しないで下さいな」
    ナレ:阿湖姫は小声で、
    阿:「ですが、履く事は無かろうかと」
    美:「記念って事で。  そうだ吉乃様も」
    ナレ:吉乃の側に行き、吉乃にも好きな物を選ばせようと声を掛けた。
    吉:「わたくしは良いのです。さんだるとやらも買うていただきましたゆえ」
    唯:「良いんじゃないですか。お母さんが二人にプレゼントしたいって
       事なんですから、ねっ」
    吉:「ふれぜんと?」
    唯:「贈り物です」
    吉:「良いのですか?」
    美:「はい。  選んで、履いてみて、大丈夫な物を」
    ナレ:吉乃は恐縮しながらも二人の行為に甘え選んだ。
    唯:「みんなのはどうする?」
    美:「皆さんのは、家にあるサンダルとかで大丈夫じゃない? もし出る
       となっても、全員は無いと思うから」
    唯:「そうだね」
    ナレ:最上階の飲食店街に行き、二人が食べてみたい物を選ばせた。
      どんなものか分からないから見た目で選んだ。専門店に入り窓際の席を
      お願いして、二人を景色の見える席に座らせた。
    吉:「この様に。  目が眩むようでございます」
    美:「じゃ、こっちの方が良いかしら?」
    吉:「いいえ、大事ございませぬ。  阿湖姫は大事ございませぬか?」
    阿:「わたくしも驚いておりますが、ですがこの様に高う場所から見下ろす
       事などございませぬゆえ、このままで」
    ナレ:お母さんは四人分のオーダーを。唯がハンバーグの説明をしていた。
      二人はメニューを見ながら期待が膨らんだ。そして運ばれ、ジュー
      ジューと音を立てている鉄板が運ばれてきた。店員がソースが跳ねる
      のでナプキンでカバーするように説明している時に阿湖姫が不意に鉄板
      の端に手が。
    阿:「熱い!」
    店:「大丈夫ですか!」
    阿:「大事」
    唯:「大丈夫です」
    ナレ:阿湖姫が「大事無い」と言うのが分かったので直ぐに言った。店員が
      冷たいおしぼりを持ってきてくれた。店員が行った後、吉乃が、
    吉:「阿湖姫様、大事ございませぬか?」
    ナレ:阿湖姫は冷やしながら、
    阿:「わたくしの不注意な事にあの者を煩わせてしまい申し訳ない事を
       してしまいました。  やはり、詫びねばと思うのです」
    美:「心配しなくても大丈夫です」
    阿:「そうでありましょうか?」
    美:「はい。阿湖姫様が其処まで気にされるのであれば、持ってきた時に
       同じ人でしたら、ありがとうございましたって」
    阿:「その様に致します」
    ナレ:さっき対応した店員だったので、阿湖姫はありがとうございましたと
      声を掛けた。
    店:「いえ、こちらこそ、初めにお声がけを怠りましたので、申し訳
       ございませんでした。では、ソースをお掛けしてもよろしいでしょう
       か?」
    ナレ:声を掛け、和風ソースをかけた。二人は熱々を少しずつ頬張った。
    阿:「母上様、 この」
    美:「ハンバーグ」
    阿:「このはんばあぐとやらは美味でございます。父上様の料理も。
       この世も物は美味な物ばかりですね」
    唯:「そうですね。  でも、私はどうもこのピーマンは食べられません。
       永禄になくって良かったですよ」
    ナレ:サラダの中の輪切りのピーマンをフォークで引っ掛け、お母さんの器に
      移した。
    美:「好き嫌い言うんじゃないのよ」
    ナレ:吉乃と阿湖姫はそれを口にし苦い顔をした。
    唯:「二人も苦手みたいよ」
    美:「初めて食べたんでしょうから味は想像できませんよね」
    吉:「さよう。  ですが」
    ナレ:吉乃はもうひとつ口に入れた。
    吉:「初めこそ驚きましたが、わたくし、食す事は出来ます」
    阿:「わたくしも」
    美:「ほらっ」
    唯:「もぉ    ふ~」
    ナレ:それでも唯はピーマンに手を付けなかった。その後、二人の服もと
      言ったが、靴も買ってくれたからと。それに家から出る事も無かろうと
      吉乃と阿湖姫は遠慮した。色々な物を見て回れたことだけで満足だと。
      お父さんに迎えの連絡を入れた後、ケーキ店へ。色とりどりのケーキに
      目を輝かせている二人に選ばせた。味は想像できないので見た目で
      選んだ。そして表で待っている時に、相向かいの貸衣装の店が有り
      ショーウインドウにウエディングドレスが見えた。
    阿:「唯、あれは何じゃ?」
    唯:「ウエディングドレスです」
    阿:「うえ?」
    唯:「着物もありますが、あのドレスを着て結婚式、婚儀をする時に
       おなごが着るんです」
    阿:「さようか。 美しいのぉ」
    美:「阿湖姫様も吉乃様も似合うでしょうね」
    唯:「私だって」
    美:「はいはい」
    唯:「もぉ」
    ナレ:頬を膨らませいじけているところにお父さんが迎えに来た。
    覚:「お待たせ。  でも、随分の荷物だなぁ」
    ナレ:お父さんは尊に電話して大体の時間を伝え、荷物を取りに表に出ている
      ように連絡した。途中みんなで車を見た事、未来の尊から封書が
      届いた事を話した。
    唯:「尊が。  そうなんだ」
    ナレ:唯が言葉にした後は家まで何故か誰も話さなかった。

    つづく

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    無題⑬

    てんころりんさんも皆様もアシガール脳内変換で楽しんでいただけているかと(^_^)

    まだまだ続きます(^_^;)

    ナレ:留守番の尊がダイニングテーブルで作業をしていた。
    若:「尊、何をして居る?」
    尊:「今回の事を未来の僕に教えてもらいたいからメモを」
    若:「めもとな?」
    尊:「メモの話は無かったんだ。  文ですね」
    若:「さようか。  だが、届くのであろうか、先の世に」
    ナレ:尊は若君の言う〔届く〕とは違うけれど敢えて訂正しなかった。
    尊:「届くとは思うけど、返事が来るかどうかは。でも、二人用の装置を
       送ってもらったから、信じようかと」
    若:「さようか。  来ればよいの」
    尊:「はい」
    ナレ:尊は以前の様に30秒後に指定して実験室へ。テレビの前で四人が
      不思議そうにマジマジと見ていた。じいが若君に、
    じい:「若君、この黒い板は?」
    ナレ:その質問に若君は自分も不思議に思い、尊に教えてもらった事を四人に。
    若:「てれびと申しての、電波で遠くに有る物が映るのじゃ」
    ナレ:慣れた手つきでリモコンを操作した。すると急に画面に人が現われ
      四人は仰け反った。
    信:「わっ  若君、この者等は何処から参ったのでありましょうか?」
    若:「電波と申す目には見えぬ物が飛んでくるのだと」
    ナレ:見えない物と言われてそれぞれ四人は避けた。自分もそうだったと
      若君は思い笑った。その横で動じず成之が、
    成:「まこと摩訶不思議な物じゃの。  この様に薄い中に人が」
    ナレ:若君は小平太にリモコンを渡すと、数字を色々押した。その都度、
      映る物が変わる。するとじいがわしにも貸せとリモコンを取り赤い
      ボタンを押すと消えた。
    小:「おじい様、何をなさったのですか?」
    じい:「わしは何もしてはおらぬ」
    ナレ:若君はリモコンをスタートさせた。
    若:「この場所を押すとな、消えたり出たりするのじゃよ。 
       だが休む折には消さなければならぬのだぞ」
    ナレ:四人は頷いた。そしてまたじいがリモコンを持ちスタートさせ、
      画面をチョコチョコ変えていた。
      暫くして尊が実験室から戻って来た。手にしていた物はメモではなく
      封筒。
    若:「もしや、文が来たのか?」
    尊:「はい、でも、まだ読んでいません。 何が書いてあるか分からない
       ので、不安ですが、みんなの前で読んだ方が良いと思うので」
    若:「そうじゃの」
    成:「手立てだあろうか?」
    尊:「そうですね、それなら良いんですけど」
    ナレ:尊は不安顔。女子を送って来たお父さんが戻って来た。吉乃と阿湖姫
      が車の中で固まっていた事を話すと尊が、
    尊:「リアクションは若君と同じですね」
    若:「そうじゃの。  だが、直ぐに慣れるものじゃ」
    成:「忠清、じどうしゃとは?」
    ナレ:若君が現物を見せようと話すと、尊がみんなの靴はと聞いたので、
      若君が説明するとじいが、
    じい:「大事無いであろう、裸足であってもの」
    覚:「いや、外は砂利敷ですから、怪我するでしょう」
    尊:「じゃ、靴出して履けそうな物を履いてもらえば」
    覚:「そうだな」
    ナレ:玄関に靴を並べた。靴箱にあるお母さんのハイヒールが何故かじいは
      気に入り履いてみて前に倒れそうになり信近が支えた。
    信:「父上、私でも、これは無理かと」
    じい:「そうかぁ」
    ナレ:じいはお母さんのサンダルを履いて表に出た。
    源:「これは?」
    若:「自動車と申す。我らの馬の代わりじゃの」
    小:「馬?  生きておるのでしょうか?」
    若:「いや、これもまたこの世の機械と申す乗り物じゃ。 馬よりも
       速よう走るのじゃよ」
    小:「馬よりも   で、  ございますか」
    ナレ:じいがボンネットを触り、
    じい:「熱っ、  何故じゃ、 この様に熱う」
    覚:「乗ったばかりですからね」
    ナレ:四人は車を触っていた。また冷静な成之は、
    成:「もし、この様な乗り物が有ったれば、心強うございますな」
    若:「私も、その様に思いました」
    ナレ:尊に欲しゅうなったと言った時の事を思い出し軽く笑った。
    成:「忠清?」
    若:「何ほどでもござらぬ」
    ナレ:中へ戻り、昼ご飯を食べた。お父さんはあと何日居られるか分からない
      から、その都度満足して欲しいと大量。おなか一杯になった四人は
      ウトウトしだして雑魚寝。
    成:「こうして、休むことが出来るとは幸せじゃの」
    若:「そうですね」
    ナレ:じい達と共に眠る源三郎の姿を見て若君は微笑んだ。お父さんは未来の
      尊がよこした封筒を手にして、
    覚:「戻れる方法が書いてあれば良いね」
    尊:「ん」
    ナレ:でも、お父さんと尊はこの人達と直ぐに離れたくは無いと思っていた。

    つづく

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    望みが叶って行くようです

    戦国と現代の家族の交流、あったら良いなぁ~SPで、覚「今度はお父さんが戦国に…」美香子「吉乃様に来てもらうの…」見た時から夢見ていました。ぷくぷくさん、ありがと~ございます。

    ヾ(≧∀≦*)ノ〃アハハ
    ・グループ分け入浴。
    ・でかい速川家の風呂。
    ・尊の服を着た兄上。
    ・医院の寝間着姿…時代劇役者の人間ドック!
    ・髪飾りを買うが使えない唯… 私みたい。
    ・(サイズは)皆さん Mって感じ…。
    ・吉乃と阿湖姫、後部座席で固まった…。

    ρ(・・、) しんみり
    ・兄上の寝顔を見た時の若君の感慨。
    ・源三郎の不安。

    ☆吉乃様が、お米の袋、竈がないことを知るところ、本編に繋がっていました。

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    無題⑫

    無題⑪の続き(矛盾&長い(^_^;))

    ナレ:朝方、若君が目を覚ました。まだ眠っている二人を起こさないように
      そ~っと部屋を出た。天野家三人はまだ眠っていた。だが、源三郎は
      サッシの前に座って居た。
    若:「源三郎、起きておったのか。  もしや、寝てはおらぬのではない
       か?」
    源:「いえ、休む事は出来ましたが」
    若:「わしもこの世に参った頃は眠りは浅くての、直ぐに目が覚めた。
       永禄に居るようにの。だが、時が経つと、ゆっくりと眠る事が出来る
       ようになっての」
    源:「はぁ。  成之様は?」
    若:「兄上も眠っておる。じい達もじゃの。  昨夜、参ったばかりであって
       も皆、此処には戦もない、誰ぞが我らの寝首を欠く事も無かろうと
       安堵しておるのであろうの。 わしもそうであった。源三郎もそうで
       あろう」
    源:「さようですが。  ですが、若君様」
    若:「何じゃ」
    源:「わたくし達は、この世の者ではござらぬ」
    ナレ:寂しい言葉に聞こえた。その時、自分もあの夜、唯に「この世の者では
      ない」と言った事を思い出し、今の自分と同じ思いを唯も感じたのだと。
      若君はサッシを開けた。源三郎は開いた事に驚いた。
    源:「若君様は、唯様と同じこの世の者の様にございますね」
    ナレ:源三郎は寂し気に言った。
    若:「源三郎、何を案じておる?」
    源:「唯様も尊殿も我らが元に戻る手立てが分からぬと」
    ナレ:若君は縁側に出て座った。源三郎も隣に。
    若:「尊が我らを元の世に戻す手立てを考えてくれる。待つのじゃ」
    源:「はい」
    ナレ:力ない返事。
    若:「他に何を案じておるのだ」
    源:「この世で我らが知らぬことでも若君様が申された通り、便利な世の中
       に長らえて、わたくしもその様に便利な物を覚えてしまうと、永禄に
       戻った折、元の暮しが出来るのであろうかと思うてしまいました」
    若:「案ずるでない。  わしとて、この世で便利な物を覚えた。だがの、
       それらは覚えただけであって、わしらが永禄で使う物ではない。
       便利を覚えても、その機械とやらは無いのだからの」
    ナレ:すると吉乃が、
    吉:「源三郎殿」
    源:「吉乃様」
    吉:「戻れる日は分らぬが、この世で見聞きした物を覚える事を楽しめば
       よろしいのでは?   戻った折、楽しゅう思い出話を皆で致し
       ましょう」
    源:「吉乃様」
    覚:「源三郎様、ここに居る間は、旅行気分で楽しんで下さいな」
    若:「その通りじゃ、案ずるでない」
    源:「さようですね」
    覚:「でも、皆さん早起きですね。  じゃ、朝食の支度しますね」
    ナレ:お父さんが台所に立つと吉乃が、
    吉:「わたくしが手伝うても?」
    覚:「良いですよ。  じゃ、このニンジンの皮をむいて下さい。皮も
       きんぴらに使うのでこの容器に入れて下さい」
    ナレ:お父さんはピーラーを渡して使い方を説明した。
    吉:「ほぉ、  容易に出来るのですね」
    ナレ:ゴミ箱の横に吉乃の知る袋が。それは唯が永禄に持ってきた時の米袋
      と同じだった。唯の言っていた「家から」「上手く説明できない」の
      意味が分かった。
    覚:「吉乃様、どうしました?」
    吉:「いつぞや、唯殿があの米をの」
    覚:「あ~やっぱり犯人は唯だったんだ。買ったばかりの袋が無くなって
       居たので聞こうと思ったら姿が見えなくなって、その時は知らなかっ
       たんですが、そちらに」
    吉:「そのように」
    覚:「あいつ白飯が大好きだから腹すかすのが嫌で持って行ったんでしょう
       けど」
    吉:「唯殿は、わたくし達や村の者等に分け与えてくれたのです」
    ナレ:唯が自分達だけと言っていた事は黙っていたがお父さんは、
    覚:「いやぁ、それは無いでしょ。吉乃様が皆さんにと言われたのでしょう。
       きっと嫌だとか言ったんじゃ」
    ナレ:吉乃はやはり親だと思ったが、
    吉:「その様な事はございませぬよ」
    覚:「そうですか。  そうゆう事にしておきましょうか」
    ナレ:お父さんが水を入れた鍋を持ったので、
    吉:「湯を沸かすのですか?  竈は何処ぞに?」
    覚:「かまど?   あっ、これです」
    ナレ:コンロのつまみを回し火を点けた。
    吉:「この様に容易く火が熾せるとは」
    ナレ:唯が上手く火が点けられなかった事に納得した。
    覚:「もしかして、唯、火熾ししました?」
    吉:「はい」
    覚:「あいつ、ブツブツ文句言いながらやってたんでしょうね、目に浮かび
       ますよ。 ははっ」
    吉:「致し方ない事でございまする。この様に容易く火の熾せるこの世に
       居る唯殿では」
    覚:「そうですね」
    ナレ:お母さんが台所に立つ吉乃を見て、
    美:「すみません、吉乃様に」
    吉:「良いのですよ。  まことに便利な代物でございます。わたくしは
       楽しゅうございます」
    ナレ:その頃、他のみんなも起きた。そう、唯以外は。
    覚:「阿湖姫様、唯はまだ寝ているんですか?」
    阿:「申し訳ござらぬ。  起こしたのですが」
    美:「謝らないで下さい」
    ナレ:お母さんは二階に駆け上がり部屋に入り布団をめくり、
    美:「唯、起きなさい!  皆さんは、もう起きてるわよ!」
    唯:「え~  ねむい~  しょうがない、起きるか」
    美:「しょうがないって、  ほんと、妻が務まるの!」
    ナレ:お母さんは手にしていた布団をバサッと唯に掛け、部屋を出た。
    唯:「もぉ~」
    ナレ:文句と欠伸が一緒に。着替えて下へ。そして「ご飯まだぁ」と言って
      お母さんに睨まれた。
    吉:「唯殿」
    ナレ:普段は唯と言っているが、やはり両親の前ではと思っていた。
    美:「この子に殿なん付けなくて良いんですよ」
    吉:「よろしいのですか?」
    美:「はい」
    吉:「では、唯、母上様を困らせてはなりませぬぞえ」
    美:「もっと言ってやってください」
    唯:「え~  母親が二人みたいで、なんだかなぁ  ふ~」
    若:「もう良いではないか、許してはくれまいか」
    覚:「やっぱり若君は尻に敷かれるタイプなんですね。  ははは」
    唯:「お父さんまでぇ。    ふふっ」
    ナレ:唯はじい達の姿を見て笑った。
    唯:「やっぱり、その恰好でいると順番待ちみたい」
    美:「じゃ、今日は診察無いから、吉乃様とショッピングしたいし、
       皆さんの服を買って来るって事で、どぉ、唯」
    唯:「そうだね。  お母さん、前に言ってたし、この機会に。阿湖姫も
       一緒に、女子だけでね」
    覚:「そうだな。  でも、皆さんのサイズは?」
    美:「スウェットとかなら大丈夫じゃない。見たところ、皆さんMって
       感じだし」
    覚:「そうだね。  送迎するよ。 待っていられるのは嫌だろ?」
    美:「そうね。ゆっくり見てまわりたいし。  じゃ、決まりね。
       吉乃様、阿湖姫様、よろしいですね?」
    吉:「買い物と申しておりましたが、わたくしと姫様も共に参って大事
       ないのでござりまするか?」
    唯:「話は小声なら大丈夫だろうしね、その恰好で大丈夫だし」
    若:「お袋殿、 表は楽しゅうございます」
    吉:「さようですか。  では母上様、お供いたします」
    阿:「わたくしも」
    ナレ:話が決まり朝食を。手際よく大量に作ったレンコンのはさみ揚げをみんなで
      頬張った。一通り家事を終えたお父さんの運転で女子四人は出掛けた。
      因みにお母さんの車は、あまりに運転しないので、久し振りに動かそう
      としたが、うんともすんとも反応なし、唯たちが来る前の日に修理に出
      していた。
      後部座席に座った吉乃と阿湖姫は緊張と驚きで声も出ず固まっていた。

    つづく

       

       

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    無題⑪

    楽しんでいただけている事 ありがとうございます(^_^)
    また続きを(いつもの如く&他愛もない話で(^_^;))

    ナレ:みんなが珈琲を飲んでいる間にお父さんが風呂の用意をしていた。
    覚:「皆さん、お風呂に入って、さっぱりしてから休まれては?」
    若:「そうじゃの。  兄上、背中をお流しします」
    成:「良いのか?」
    若:「はい。  幼き頃より、思うておりました」
    成:「忠清様」
    若:「兄上、  忠清と」
    成:「ん」
    ナレ:唯は成之の若君を見る優しい眼差しに、本当の兄弟になれたんだなぁと
      思っていた。入浴はグループ分けにした。天野家三人、若君、成之、
      源三郎の三人。源三郎は恐れ多いと遠慮したが、この世では身分は関係
      ないと若君が。阿湖姫と吉乃は唯と一緒に。その時、じいがわしもと
      言って小平太に窘められた。
    じい:「申してみただけじゃ、洒落も分からんとは、誠に堅物じゃのぉ、
        誰に似たのかのぉ」
    ナレ:じいは信近の顔を見た。
    信:「父上?」
    じい:「何ほどでも。  風呂じゃぁ」
    ナレ:先に天野家を風呂場に案内して、じい達はひと通り若君と尊の説明を
      聞いてから入った。見た事もない物ばかりで子供のように、はしゃい
      でいる声がリビングまで聞こえる程。
    覚:「何だか、修学旅行の子供たちの様ですね」
    若:「すまぬ」
    覚:「良いんですよ。楽しんでいただけて」
    若:「父上」
    ナレ:因みに、大の男三人が風呂に入るにはと思われるだろうが、お母さんの
      父親がこの家を建てる時に、風呂だけは大きくして欲しいと要望した。
      他は口出ししない条件で。男三人でも余裕の広さ。お父さんは掃除の
      の時にいつも思う、こんなに広くなくってもと。だが、この時ばかりは
      広くて良かったと。一人二人なら時間が掛かってしまうから。
      若君と成之の着替えは尊の服、吉乃はお母さんの。阿湖姫は唯の服。
      他の四人はとりあえず医院の寝間着を着てもらう事にした。
      唯は四人がお父さんの煎れてくれた茶を飲んでいる姿を見て大笑い。
    美:「なに笑ってるのよ」
    唯:「だってぇ、  四人がその恰好してると、なんか、時代劇の役者さん
       が、扮装のまま人間ドックの順番待ちしてるみたいなんだもん」
    ナレ:それを聞いてお父さん、お母さんも笑ってしまった。
    尊:「着せておいて。 ほらっ、失礼だよ」
    ナレ:尊に窘められている三人を見ていたじいは、
    じい:「唯は、この者等と共に生きておったのだな。 まことに、若君の
        申しておった穏やかな所じゃのぉ」
    ナレ:しみじみと言ったじいの言葉にシーンとなった。唯もみんなも思って
      いた。此処にどれだけ居られるのか分からない。だが、永禄に戻れる
      のであろうかとも。
    唯:「もぉ、湯冷めしちゃうから、寝ましょ」
    ナレ:寂しい空気を払拭するように言った。阿湖姫と吉乃は唯の部屋に。
      若君と成之は尊の部屋。信近が、
    信:「われらは此処で良いではないか」
    ナレ:ソファーの場所を指した。ソファーを片付けて家にある寝具と座布団
      クッションを集めて敷詰めて寝床にした。二階へ案内された吉乃と
      阿湖姫。
    唯:「どうぞ」
    阿:「此処が唯の閨?」
    唯:「ヤバッ」
    ナレ:阿湖姫の着替えを探し、出しっ放しの服を押し込み扉を閉めた。
      間一髪。
    美:「唯、入るわよ」
    唯:「良いよ」
    ナレ:お母さんは吉乃の明日の着替えを持ってきた。部屋が片付いている事を
      見届けて部屋を出た。阿湖姫がボックスの中の漫画を手にして、
    阿:「この書物な何であろう?」
    唯:「漫画です。勉強の合間にちょっと読むんですよ。気晴らしに」
    ナレ:今の事をお父さんとお母さんが聞いたらこう言うだろう。
      漫画読んでその間の気晴らしに勉強だと。
    吉:「この世は、色彩が豊じゃのぉ」
    唯:「永禄もカラフルですよ。  まっ、こんな感じの物は無いかな」
    ナレ:唯はラメ入りのポーチを二人に見せた。
    吉:「これは不思議じゃのぉ。だが、美しい」
    ナレ:唯は中の髪飾りを二人の髪に付け、鏡に映した。二人は嬉しそうに見て
      いた。
    唯:「綺麗な物は好きだから、買うんだけど、昔からこの髪型だから
       付けない事の方が多いかな。  二人に差し上げます」
    吉:「良いのですか?」
    唯:「はい。  で、どちらがベッドに?」
    阿:「べと?」
    唯:「この高い寝床です」
    吉:「わたくしは落ちてしまう様な気がしますので」
    阿:「わたくしも」
    唯:「そっか。 じゃ、私が」
    ナレ:下の布団に吉乃と阿湖姫が。その頃、尊の部屋でも同じ様な会話が。
    尊:「若君、ベッドは?」
    若:「そうじゃのぉ。  兄上が休まれては?」
    成:「わしが。  だが、こうも高いと、落ちるのではないか?」
    尊:「成之様は寝相悪いんですか?  イメージないけど」
    成:「ねぞう  寝方であるか?  まぁ、あまり動かぬと思うが」
    尊:「じゃ、大丈夫ですよ。  経験です。 若君もこっちに居る時は
       ベッドで寝てましたから」
    若:「さよう」
    成:「ならば」
    ナレ:尊は二人を残し風呂に。
    成:「忠清はこの世で暮らしておったのだな」
    若:「はい。  初めこそ戸惑いもしましたが、皆、良い者ばかりで、
       楽しゅう暮らしておりました。様々な物事を知る事も出来ました」
    ナレ:今の黒羽城の事は何故か話す事が出来なかった。
    若:「兄上?」
    ナレ:返事が無いと思ったら、成之は寝息を立てていた。若君はその寝顔を
      見て、もし幼い頃に何事も無ければ、こうして共に眠る事もあったの
      だろうと思っていた。

    つづく

       

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    ひぇ~!!! な展開

    ⑨⑩、驚くやら Σ(´д`ノ)ノ゙
        嬉しいやら o(*゚∀゚*)o
           泣けるやら (*T^T)
    どうなるんだろう、これから・・
    楽しみにしてます。❣️

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    無題⑩

    無題⑨の続き(いつもの如く(^_^;))

    ナレ:その頃、速川家では夕食中
    覚:「唯たち、どうしてるかね?」
    美:「そうね。  大丈夫でしょ、何とかやってるわよ。  尊?」
    ナレ:スプーンを持ったまま考え事をしている尊。
    尊:「ん   実験室に、お姉ちゃんが持って行ったはずの物が有って」
    覚:「どういうこと?」
    尊:「分かんない」
    ナレ:その時、実験室から物音が。
    美:「音がしたわよね。  まさか、泥棒?」
    尊:「違うと思うけど。  見て来る」
    ナレ:二人も心配して一緒に。ドアを開け三人は固まった。そこには唯と
      若君、それに知らない人達。
    唯:「ただいま。  驚かせちゃってごめんね。  団体で来ちゃった」
    尊:「団体でって。  でも、どうして?  満月じゃないし、
       それに、9人なんて」
    唯:「向こうで色々あって。  でも、賭けだった」
    若:「父上、母上、驚かせてしまい申し訳ござらぬ。 みたび世話になる」
    覚:「それは構いませんが。  驚いて。  まっ、此処では」
    ナレ:みんなを家の中へ。見た事も無い物に驚きながらキョロキョロ。
      するとお母さんが、
    美:「あなたが吉乃様ですか?」
    吉:「さようですが、何故、わたくしの事を存んじておるのですか?」
    美:「やっぱり。唯から話を聞いていたので雰囲気でそうかなと。娘の事
       では色々と助けて下さったと。ありがとうございました」
    吉:「わたくしも唯殿と巡り会うて楽しくしておりました。厳しい事も
       申してしまい、申し訳ござらぬ」
    美:「いえいえ、どんどん言ってやって下さい。ちょっと褒めると、
       おだてると直ぐ木に登るタイプで、直ぐつけあがりますから、ビシッ
       と言ってやってください」
    ナレ:お母さんは吉乃の手を握った。母親通し通じ合った。他の人を若君が
      紹介した。じいが、
    じい:「ちと尋ねるが、この香りは何じゃ?」
    ナレ:テーブルの上にはカレー。若君が、
    若:「これは、かれえと申す物じゃ」
    じい:「かれえ?」
    ナレ:嗅いだことのないスパイスの香りに小平太の腹の虫が鳴った。
    覚:「食べますか?」
    若:「良いのか?」
    覚:「若君、覚えているでしょう。カレーは次の日も食べられるように
       沢山作っているのを」
    若:「そうであったの。  では、わしらも食して大事無いか?」
    唯:「夕飯の途中で来ちゃったから」
    ナレ:そう言うと唯の腹の虫も鳴った。ご飯は炊いてある分だけなので、備蓄
      用のご飯をチンして用意をした。若君以外はその辛さに驚き、お父さん
      とお母さんが出した水を飲んでいた。
    覚:「大丈夫ですか?」
    成:「大事無い」
    ナレ:そう言いながら成之も水をガブ飲みしていた。唯は成之のその姿に
      微笑んだ。驚きながらもみんな綺麗に平らげた。
    若:「父上、皆にこおひをの」
    覚:「はい。でも、皆さん大丈夫ですか?」
    信:「若君?」
    若:「もう一つ、驚く事になるやも知れん」
    小:「私は、覚悟を致しました。  何なりと」
    覚:「じゃ、用意しますね」
    ナレ:先に五人分。じい、吉乃、成之、阿湖姫、信近の分を。支度をしながら
      若君は矢傷を治してもらった事や、此処での暮らしの体験談。唯も
      知らないこともあるので一緒に聞いていた。
    信:「何やら、先程とは違う香りが」
    若:「こおひと申すこの世の飲物じゃ」
    ナレ:その様子を見ていた尊が、
    尊:「若君もそうでしたけど、皆さん結構、状況を直ぐに受け入れる事が
       出来るんですね」
    成:「私とて、落ち着きはせぬが、忠清様、唯を信じ参ったのでな、父上、
       母上、そなたの事も信じておる、偽りを申す事も無かろうとな。
       我らがこの屋敷を出る事も出来ぬであろうこともの」
    尊:「落ち着いた感じは、やっぱり兄弟ですね」
    ナレ:若君は病室で話していた事を思い出していた。成之を見たお母さんは、
    美:「若君もそうだけど、皆さんイケメンですよねぇ  ふふっ」
    覚:「お母さん」
    美:「良いじゃないのよねぇ、若君」
    源:「唯様、いけめんとは?」
    美:「唯、  唯様って呼ばれてるんだぁ」
    唯:「もぉ、お母さん。   そんで、お母さんが言いたいのは素敵、
       かっこいい、そっ、男らしい殿方って事ですよ」
    ナレ:そう説明すると、じいが、
    じい:「唯のお袋殿はお目が高いのぉ。 ははは」
    ナレ:唯のじいは違うと思ったのがバレて、
    じい:「むじな」
    唯:「何も言ってませんよぉ。  ほらっ、じい、コーヒーどうぞ」
    若:「父上、 皆にミルクと砂糖をの」
    阿:「忠清様、  みるくとは?」
    若:「私が初めて口に入れた折、苦さに驚き零してしまったのです。
       砂糖と、みるくを入れたならば飲みやすいかと」
    阿:「さようですか。  では、わたくしに」
    ナレ:お父さんがみんなに砂糖とミルクを入れてあげた。不思議な飲物に
      驚きながら飲んでいた。他のみんなにも出した後、若君が何も入れず
      に飲んでいるので、
    小:「若君は入れませぬか?」
    若:「わしは、何も入れぬぶらっくが好みじゃ。小平太も幾度も飲めば、
       こちらが好みになるであろうの」
    小:「その様な物なのですか?」
    若:「そうじゃ」
    ナレ:久し振りのコーヒーを嬉しそうに飲んでいる若君を見て尊が、
    尊:「そんなに経っていないのに、懐かしく思います。 でも、どうして?」
    ナレ:違う条件で何故、飛べたのか疑問に思った。
    唯:「私も正直驚いてるのよ。一か八かだったし」
    尊:「でも、満月じゃないから、戻る時も半月になるのかな?
       それとも満月の時?」
    唯:「そうだよねぇ。  どうなんだろう?」
    尊:「それにね、実験室にお姉ちゃんが持って行ったはずのまぼ兵くんと
       でんでん丸が有ったんだ」
    唯:「えっ、でもまぼ兵くんは、じいが」
    じい:「なんじゃ?」
    唯:「燃料無いから良いかなって渡したけど。 じいが欲しいって言った
       あの可愛い物どうしたの?」
    じい:「わしの閨にあるぞ。 あぁ、そうじゃ、若君と唯が消えた後にの
        変わった刀があっての、それもわしの閨にの」
    唯:「そうだったんだ。  で、それ、どうしました?」
    じい:「あのままだと思うがの。  確かに昨夜は有った。  今朝は
        どうだったかのぉ、覚えておらぬが。  それが?」
    唯:「こっちの世界に有るんですよ」
    じい:「何故?」
    唯:「さぁ?」
    ナレ:じいと唯は若君を見た。若君は首を傾げた。
    唯:「でんでん丸は転んだ拍子に壊れちゃってて」
    尊:「そうなんだ。  でも、確認したら、でんでん丸は壊れてないし、
       まぼ兵くんもまだ使えるし」
    覚:「僕が思うに、もしかして、未来の尊が動いてくれたんじゃないか?
       それも修理して」
    唯:「未来の尊が?」
    覚:「そう考えれば辻褄が合うんじゃないかな。条件が違っても来れたし、
       向こうの世界の物がこっちにある。 きっと未来の尊が唯たちの
       窮状を知って助けてくれたんじゃないかって思うんだけど」
    美:「そぉね。  そうよ、尊よくやった」
    ナレ:お母さんは尊に抱き着いた。
    尊:「お母さん」
    唯:「尊ありがとう」
    ナレ:唯も抱き着いた。
    尊:「僕じゃないよ。 本当にそうだとしたら未来の尊がした事だから」
    若:「尊」
    尊:「何ですか?」
    若:「ここに居るのは未来の尊ではないのか?」
    尊:「えっ?」
    若:「わしと会うた折より、あの時計の針が進んでおるのでな」
    覚:「あ~そういう事ね。  今この時、一分後はもう過去って事だね」
    美:「な~に、かっこいいこと言っちゃってぇ。  でもそれって若君の
       お株をじゃないのぉ、ははっ」
    ナレ:お母さんテンション高い。
    唯:「お母さん、お酒飲んでる?」
    美:「飲んでないけど、これだけのイケメンが居るんだもん、いい男に
       酔っちゃったのよぉ  ふふっ」
    ナレ:お父さんと唯と尊は呆れていた。他の者はキョトン。

    つづく

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    無題⑨

    無題⑧の続き(矛盾&無理&長い(^_^;))

    ナレ:2日間は黒羽に留まり、この日の朝に出立する予定でいたが、昨晩、
      しばらくは会えないだろうと酒が進み、今日は源三郎が二日酔いで
      昼過ぎまでう~う~唸っていた。若君と吉乃が止めたにも拘らず、
      ノリで飲ませた小平太と信近とじいは若君に叱られていた。
      その姿を成之が離れて見ていた。
    唯:「兄上さん、羨ましいって思いました?」
    成:「ん、  何故分かった?」
    唯:「そんな顔をしていました」
    成:「さようか。  私はあの中には入れぬのだ」
    唯:「そんな事ないですよ。  ほらっ」
    ナレ:唯は成之の背中を押した。成之は若君の隣に立ち、
    成:「楽しそうじゃの」
    ナレ:そう言われて三人は先程よりシュンとなった。若君と成之は顔を見合せ
      笑った。どうにか源三郎も落ち着いてきたが、出立するには遅いと判断
      して、翌朝に変更した。夕餉の酒は禁止となった。すると表でもの凄い
      音。
    小:「私が見て参ります」
    源:「わたくしも」
    ナレ:小平太と源三郎が表に行くと門扉をなぎ倒し、その前に武装の者等が。
    小:「何をして居る!  誰じゃ!」
    相:「相賀一成と申す」
    小:「あいが?」
    ナレ:小平太、度忘れ。
    源:「小平太様、織田の」
    小:「あっそうか。  何用で参った!」
    相:「フン  お前、わしを知らんのだな」
    小:「そうではござらぬ。  不要な物を覚えるつもりはござらぬのでな
       ふっ」
    相:「うっ、  まぁ良い。 聞いたぞ、わしの婿殿が戻ったとな。
       祝言のやり直しをするのでな、これへ連れて参れ。わしとて事を
       荒立てようなどとは、これっぽっちも思うておらん  ハハハッ」
    ナレ:そのわりには大勢。二人は急いで中へ戻り仔細を。
    唯:「のっぺり顔のあいつぅ、懲りない奴だねぇ」
    信近:「我らだけでは太刀打ちできませぬ。  若君」
    若:「ん。  わしを迎えに参ったともうしたな」
    小:「その様に」
    ナレ:若君はみんなの顔を見まわし、唯の前に立ち、
    若:「唯」
    唯:「分かってますよ。 自分が相賀のところに行くから、その隙に
       みんなで逃げろって言いたいんでしょ」
    若:「唯」
    唯:「大人しくてたんなら、一生大人しくしていればいいものを。懲りない
       奴。じゃ、久し振りにのっぺり顔を拝んでやろうじゃないの、
       はっはっはっ」
    阿:「では、わたくしも、唯の申すのっぺり顔とやらを見て参ろうぞ」
    ナレ:吉乃が止めるのも聞かず二人は腕を組み歩き出した。若君と成之が
      二人の前に立ちはだかった。
    若:「唯!」
    唯:「えっ?」
    ナレ:驚く唯を抱きしめた若君。
    若:「お前は、わしの妻の務めをせねばならぬのだ」
    唯:「でも」
    若:「皆を逃がす事、そして唯、お前も共に逃げおうせる事なのじゃ」
    唯:「若君」
    ナレ:そうこうしていると相賀達が中へ入って来た。
    相:「待ちくたびれましたぞぉ。  ハッハッハッ。  これはこれは
       お揃いで。  婿殿お迎えに上がりましたぞ」
    若:「承知した。  なればこの者等に手出しせぬと誓うてくれるか?」
    相:「まぁ、その様に。  では参ろうぞ」
    唯:「若君様」
    ナレ:心配なみんなは少し離れついて行った。櫓の近くまで来ると相賀が、
    相:「五月蝿いハエどもじゃのぉ。  追い払ってくれよう」
    ナレ:家臣に指図した。若君は前に出る男を突き飛ばし、唯達の元へ。
    若:「相賀殿!  何をなさる! わしは着いて参ると申したではないか!」
    唯:「そうよ!  まぁその様にって言ったじゃん!」
    相:「申してみただけじゃ  ハハハッ」
    唯:「何それぇ、  じいみたいに惚けた事、言わないでよ!」
    じい:「へっ?  わし?」
    唯:「あっ、こっちの事。  もぉ、減らず口叩いてんじゃないわよ!」
    ナレ:みんなの驚く顔を見て、
    唯:「使い方間違ってた?  まぁいいや」
    相:「何をごちゃごちゃ申しておるのだ、お前は、ハッ」
    ナレ:何を言っても無駄だと分ったが、このまま睨み合いを続けていたところで
      何も変わらない。男だけならば戦えばと思ったが、唯、阿湖姫、吉乃を
      どう守ろうかと若君の苦悩の表情を見た唯は、何か方法はないかと考え
      ようとした時に自分を呼ぶ声が聞こえた。
    唯:心の声(えっ?  尊?)
    ナレ:そう思った時にとんでもない方法が浮かんだ。相賀に、
    唯:「ちょっとたんま!」
    相:「ん?」
    唯:「ちょっとぐらい待ってくれたっていいでしょ! 武士の情けって
       いうじゃんか!」
    相:「まこと威勢がよいのぉ。  まぁ、わしも鬼ではない、ちと猶予を
       与えても良いぞ。 ハハハッ」
    唯:「むかつくぅ。  ちょっと待ってて」
    ナレ:唯は何処かへ行き、戻って来た手には起動装置。若君の前に立った。
    若:「それを?」
    ナレ:空を見上げた唯は、
    唯:「月は未だ半分で、満月じゃないし、二人用だけど」
    若:「唯、何を考えておる?」
    ナレ:今度はみんなの方を向き、
    唯:「これからみんな一緒に此処から消えて月に行きます」
    ナレ:皆が驚いているが続けた。
    唯:「でも、失敗すれば、みんなの命は・・・」
    じい:「唯、分かったぞ。  お前の申したい事はの。  このままここに
        居っても、あやつらの手によって。  ならば、お前の手で。
        わしはムジナの申す通りにいたそうぞ。 老い先短い年寄りじゃ、
        若いお主等が出来ぬと申すなら、わしが体を張ってお前たちを
        この場から逃がすからの」
    小:「おじい様」
    吉:「わたくしも、唯と」
    ナレ:みんなは唯の考えに従う事にした。
    若:「良いのか?」
    成:「わたくしも」
    若:「なれば」
    ナレ:相賀達に背を向け話し合った。その姿に相賀は悪あがきだと笑って
      いた。じいと阿湖姫と吉乃と唯は先に櫓に上がり、男五人で敵を追い
      払いながら登る手はずで。じいが己もと言ったが信近が断固却下。
      手はず通り刀を抜き相賀達の前に立ち、四人はその隙に櫓へ。
    相:「何と、また月へですかのぉ。 その様に大勢で、ハハハッ」
    ナレ:相賀の後ろで聞いていた家臣の数人はこの前も居た。その状況にやっぱり
      祟りが起こると言い、その場から逃げた。皆が櫓に登った。
      ギュウギュウに詰めて。
    唯:「みんな、私か若君の身体に手を。絶対離さないでよ!」
    ナレ:みんなが二人の身体を持って返事をした。
    唯:「尊ぅ!  未来の尊ぅ!  私達を守ってぇ!」
    ナレ:叫んで、スイッチを入れた。今までは消えるまでの時間があったが
      その時はパッと消えた。相賀達は目の前で9人一緒に消えたから、
      腰を抜かす者、ひたすら拝む者、相賀は立ち尽くし、言葉無く
      櫓と月を交互に見てその場に座り込んだ。

    つづく

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    あ・・・そうなんですね

    副音声・字幕・色んな事に縁遠い私なので(^_^;)
    ♪思い込んだら(巨人の星)の私なので、ずっと[点々]が付いていると(^_^;)
    「あ」だったのですね(^_^)
    てんころりんさん、ご報告ありがとうございます(^_^)
    そうですネ、村田さんは[濁点&!]が付くくらいの迫力ですよね!(^^)!

    思い込んだらの私の妄想の続きをお楽しみください(^_^)
    いつもの如く矛盾だらけですが(^_^;)

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    なーるほど

    ぷくぷくさん、私 頭が固くて_(..)_ご免なさい。
    SPのあそこですね!
    宗熊「私めに総大将を仰せつけられますよう」
    宗鶴 (=`ェ´=)「あっ?」字幕はこうですが、村田雄浩さんのお声、まさしく「あ゛!」ですねぇ。(*≧∀≦) ドンピシャ
    ぷくぷくさんの物語でも宗熊君が宗鶴殿を制そうとしました、ウンウン. なーるほど。ありがとうございました。

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    てんころりんさん ごめんなさい

    てんころりんさん
    皆様
    ありがとうございます(^_^)
    楽しんでいただけているようで
    嬉しいっす(^_-)-☆

    てんころりんさん
    ごめんなさい
    宗鶴の「あ゛!」は1回だけでした(^_^;)
    それもSPの初めの頃の相賀と宗熊と3人で居る時でした(^_^)
    それなのに、自分でも本編でもあったような錯覚を起こしました(^_^;)
    例えるなら
    巨人の星のオープニングで、星一徹が卓袱台をひっくり返す場面が
    ありますが、本編では一度もそのシーンは無いそうです。
    主題歌の中でのそのシーンがインパクト強で、本編の中でもある様に
    錯覚を起こしているのです。クイズ番組でそのシーンは何回あるか
    の質問でゼロと答える人はいなかった事を覚えています。
    宗鶴のあの言い方にインパクトがあって・・・という事です。
    お許しくださいm(_ _)m

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    ぷくぷくさんの構想

    オールスターキャストで登場人物.皆の落ち着きどころを探しながら、皆を幸せにする物語を書いてらっしゃいます。大変だと思います。
    それは読む私達もハッピーにしてくれます。
    これからもよろしく・・ (*^^*)♪
    爺が “まぼ兵くん” 持って「かわいい」とニッコリしてる姿が目に浮かびます。
    小平太パパが爺の襟をつかんで子猫運ぶみたいに連れていくところも(笑)。
    宗鶴殿と熊君親子のシーンが楽しかったです。
    宗鶴殿「あ゛」ドラマではどこで言ってたか?分からなくて探してます(笑)。
    阿湖姫が戻って、寝所の「女子会」和やかでホロッとします。

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    無題⑧

    無題➆の続きを(^_^;)

    ナレ:お気に入りの場所で若君と唯は、二人の事で話が上手くまとまっていれば
      良いねと話していた。そして、似ている人の話をしていた時の事を思い出
      し、
    唯:「若君と似ている人が居たらの話、覚えてますか?」
    若:「ん。  それがどうしたのじゃ?」
    唯:「どうしたのじゃって、その答えですよ」
    若:「答えとな」
    ナレ:唯は歩き出し若君に背を向け、
    唯:「おんなじ顔で性格も同じだとしても、若君は一人しか居ないから、
       決まってますよ~」
    ナレ:振り向いて若君に抱き着こうと考えていたがそこへ、じいがやって来た。
    じい:「やはりここでしたか」
    若:「如何した?」
    じい:「成之様と阿湖姫様が参られましたぞ」
    若:「そうか」
    ナレ:じいが先に行くと唯は急いで若君に抱き着き、
    唯:「置いていかないで下さい」
    若:「ふっ」
    ナレ:唯を乗せ城へ戻った。唯は阿湖姫に抱き着いて再会を喜んだ。成之が
      己のこれまでの所業を話したと聞き驚いたが、その上で、松丸の殿に
      許してもらったと聞き、みんなは喜んだ。夕餉も終わり休む事にした時
      唯が、
    唯:「阿湖姫、一緒に休みませんか?」
    阿:「はい」
    じい:「むじな」
    唯:「なんですかぁ?」
    じい:「お前さんも気が利かんのぉ」
    唯:「気が利かない    あっ」
    成:「信茂殿、その様に気を回さぬくとも」
    じい:「さようか。  ムフフ」
    信近:「父上、  妙な笑いをされて、   私達も休みますぞ」
    ナレ:信近は子猫を持つように、じいの襟元を掴み閨に連れて行った。
    唯:「じいったらぁ、 じゃ、若君、兄上さん、小平太さん、おやすみな
       さい」
    ナレ:唯一人なら自分で支度をさせるが阿湖姫も居るので吉乃は閨に用意を
      しに行った。
    唯:「女子会みたい」
    阿:「じょしかいとな?」
    唯:「おなご同士で話す事ですよ」
    阿:「そうじゃの。    唯」
    唯:「はい?」
    ナレ:起き上がりその場で正座をした阿湖姫。唯も同じ様に座った。
    阿:「そなたは成之様の  ん~  そのぉ」
    ナレ:阿湖姫の姿を察した唯は、
    唯:「兄上さんも話したと言っていた事ですか?」
    阿:「ん。   わたくしも高山との繋がりは存じておったが、忠清様の」
    唯:「まぁ」
    阿:「驚きで何も言えなんだ」
    唯:「まぁ、当然のリアクションでしょうね」
    阿:「えっ、何と申した?   そなたは、時折、不思議な言葉を申すの」
    唯:「そうですか。  そんで、兄上さんを怖いと思いました?」
    阿:「いえ。  兄上から他所の領地でも起こる事と聞いておったのでの。
       ただ、お慕い申しております成之様もその様にお考えだったのだとは
       驚きました」
    唯:「お殿様がもしお許しになられなかったとしたら、どうしました?」
    阿:「同じ事をしたでしょう」
    唯:「そうですね。 そんで、着いてきたって事は、阿湖姫もお許しに
       なられたんですね」
    阿:「いえ」
    唯:「えっ?」
    阿:「わたくしや父上が許したのではないのですよ。 成之様より
       忠清様と唯がお許しになられたと聞きました。  唯、この通り」
    ナレ:唯に頭を下げた。
    唯:「何してるんですか、阿湖姫は何も」
    阿:「いえ、わたくしは成之様の妻として唯に許しをの」
    唯:「妻   妻ね。  じゃ、私も、姉上様、これからもよろしくお願い
       申し上げます」
    阿:「唯」
    ナレ:また二人は抱き合い、声をあげ笑った。その声が吉乃達にも聞こえ、
    吉:「若君様」
    若:「お袋殿、如何した?」
    吉:「唯があの様に、妻としての唯を案じております」
    若:「お袋殿、わしはあの様に大きな声で笑える唯が愛おしいのじゃよ」
    吉:「さようですか」
    成:「わたくしも、阿湖殿があの様に楽し気にされる日が長らえる様に
       力を尽くしとう存じます」
    ナレ:二人は同じ布団に入り寝入っていた。しばらくして吉乃が様子を見に
      行くと、唯だけ布団をはいだ状態。
    吉:「あの様に申される若君には見せられぬ姿ですね」
    ナレ:布団を掛けようとした時に唯が「わかぎみさまぁ」と寝言を。
      唯が初めて自分の所へ来た時の事を思い出し、この様な運命になるとは
      あの時は思いもしなかったと感慨深げに唯を見ていた。

    つづく

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    「で」じゃなくて「に」でした

    ➆の最後の方
    「阿湖  で、ございますよ」
    じゃなくて
    「阿湖  に、ございますよ」
    でした(^_^;)
     

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    無題➆

    無題⑥の続き(これもまた無文才と良い切処が無くめっちゃ長くなります(;_;))

    ナレ:成之と源三郎は途中休憩して、吉乃が持たせてくれた握り飯を食べてい
      た。
    源:「成之様」
    成:「なんじゃ?」
    源:「松丸領へ近づくにつれ、心配になって参りました」
    成:「大事無い。  私にはあの二人の力がここにの」
    ナレ:胸に手をあて微笑んだ。成之は己の全てを話すつもりでいた。若君や唯は
      自分を受け入れてくれたが、阿湖姫、松丸の殿が拒絶する事も考えられ
      る。だが今までの己の行為を偽り、松丸の殿に許しを請うつもりも
      無かった。全てを話し受け入れてもらえぬ時は潔く諦めようと心に決め
      ていた。
    成:「では参ろう」
    ナレ:松丸家に到着。門番にお目通りを願いたいから取り次いで欲しいと伝え
      た。一人の門番が相手は二人だから何か遭っても多勢に無勢、大丈夫
      だろうと言い、取り次いだ。
    殿:「羽木、 羽木成之とな」
    男:「はい。  その様に申しておったそうにございます」
    ナレ:殿は阿湖姫の事であると分かったが、ここで無下に帰すと後々面倒な
      事にもなりかねないと通すように命じた。
    殿:「だが、この事は阿湖の耳に入らぬようにの。  よいな」
    男:「あっ、はい。  承知いたしました。 では」
    ナレ:殿の御前に案内された成之と源三郎。
    成:「お目通り叶いましてかたじけのう存じます。 羽木成之にございます」
    殿:「よう参られた。 後ろの者は?」
    成:「共に参りました赤井源三郎にございます」
    ナレ:源三郎は深々と頭を下げた。殿はかめの言っていた繊麗な姿に納得して
      いた。
    殿:「羽木忠高殿はご無事か?」
    成:「はい」
    ナレ:どちらも阿湖姫の名を出さず沈黙。その頃、女中が話し込んでいる
      ところに阿湖姫が自ら水を頼みにやって来た。何を話しているのかと
      尋ねると羽木から素敵な殿方が二人も来たと。一度はまさか成之ではと
      は考えたが、違うだろうと思ったが女中が成之の名を出すと急いで座敷
      へ走った。
    阿:「成之様!」
    殿:「阿湖、下がっておれ!」
    阿:「いえ」
    ナレ:阿湖姫は成之の隣に座った。
    殿:「阿湖   お前は」
    阿:「父上様が何と申されても、わたくしはこの場を離れませぬ」
    成:「阿湖殿」
    ナレ:騒ぎを聞きつけたかめがやって来た。
    殿:「かめ、阿湖を連れて下がれ」
    か:「姫様、参りましょう」
    阿:「嫌です」
    ナレ:阿湖姫は成之の腕を掴み動こうとしなかった。成之がその手を優しく外し
      手を付き一度頭を下げた後、しっかりと殿の顔を見て話し始めた。
    成:「わたくしは幼き頃、わたくしたちの意に反し、母と共に城を出され
       そののち災いにより母が倒れ、その頃よりわたくしは母と共に暮らす
       事は叶わず、わたくしは黒羽へ参るまでは寺で暮らしておりました。
       のちに誠の事を知るまでは、その災いが父上の指図だと思うて育ちま
       した」
    ナレ:四人は驚いたが言葉にせず聞いていた。
    成:「その事も有り、母もわたくしも父上、忠清殿を恨み生きて参りまし
       た」
    殿:「なっ!」
    成:「いつの日にか、二人を亡き者にし、わたくしが羽木を我が物にせんと
       画策し、高山の家臣と結託し度重なる戦を仕掛けて参りました。
       忠清殿のお命を奪うべく、矢で狙った事もわたくしの差し金に
       ございます」
    ナレ:あまりの事に阿湖姫は驚いて口を押えていた。成之は阿湖姫の驚く顔を
      見て、これで最後と覚悟を決めた。
    成:「わたくしは初めこそ忠清殿が無事に戻った事に、生きた心地はいた
       しませんでした。そして、一気に羽木を攻める事を考えましたが、
       わたくしの思惑は忠清殿の許婚の唯によって果たす事は出来ませんで
       した」
    殿:「だが今こうして」
    成:「はい。わたくしはその者のお蔭で目を覚ます事が出来ました。母上と
       共に長い夢を見ていたのだと、今迄の憎しみも消え、穏やかな心持ち
       でおります」
    阿:「成之様、お辛うございましたのですね。わたくしは何も存ぜぬ、
       成之様を」
    成:「阿湖姫様、わたくしはこの様な者なのです」
    阿:「ご自分の事を偽りなくお話なさいます成之様を、わたくしはお慕い
       申し上げておりますゆえ」
    成:「阿湖姫様」
    ナレ:離れて座って居た殿が成之の前に座り直した。阿湖姫は何をするの
      か心配になった。
    殿:「成之殿」
    成:「はい」
    殿:「今、話された仔細を忠高殿は存じておろうか?」
    成:「はい、野上の地へ参って程なく、全てを話しました」
    殿:「どう申しておった?」
    成:「何も」
    殿:「何もとな?」
    成:「はい。  父上は私の前に座り私の頬を叩きました。  
       そして何も申さず、わたくしを抱きしめてくれ、幼子の様に
       父上の懐で私は泣きました」
    ナレ:その事を聞き阿湖姫、かめ、源三郎は目頭を押さえた。
    殿:「そうであったか」
    ナレ:殿はしばらく黙っていた。成之はやはり許しては貰えないだろうと
      思っていた。
    殿:「阿湖」
    阿:「はい。 父上様?」
    殿:「阿湖、幼き頃より今に至る成之殿の心をお前は全て包み込むことは
       出来るのか?」
    阿:「えっ   はい!」
    殿:「お前は、わしも手を焼く程の剛毅なおなごじゃ」
    阿:「成之様の前で何を申されますか」
    殿:「成之殿」
    成:「はい」
    殿:「阿湖は強いおなごじゃ、だが弱い心もあるのだ。そなたは阿湖を
       守り通せるのであろうか?」
    成:「はい。  何があろうと阿湖姫をお守りいたします」
    阿:「成之様」
    ナレ:殿は阿湖姫と成之の手を取り二人の手を重ね、
    殿:「わしは主の偽りのないそのお心を信じよう。  成之殿、
       阿湖を頼みます。  阿湖」
    阿:「はい」
    殿:「これより先、どのような事があろうとも、お前は成之殿の手を
       離さぬようにの」
    阿:「はい」
    殿:「成之殿、そなたも決して阿湖の手を離さぬようにの。 
       誓うてくれるか?」
    成:「はい」
    ナレ:殿は成之に頭を下げた。
    成:「勿体のうございます」
    ナレ:その日は、遅いからと泊まる事に。夕餉の時に阿湖姫がかめに一緒に
      行って欲しいと話した。
    か:「わたくしは参りません」
    阿:「何故じゃ?」
    か:「姫様、わたくしのお役目は終わりました」
    阿:「その様な寂しい事を申すでない」
    か:「寂しい事などございません。姫様は成之様と共にこれからの道程を
       歩いて行かれます。わたくしが、そのお姿を見送る事が出来ますのは
       今までお育てしてまいりましたわたくしへの褒美と思うております。
       ですが、姫様」
    ナレ:阿湖姫は泣きながら頷いた。
    か:「姫様に事あらばわたくしは直ぐに姫様のもとに馳せ参じます」
    阿:「かめ」
    ナレ:かめに抱き着いた。
      翌朝、出掛ける為に阿湖姫を呼ぶと、その姿は足軽のなりをしていた。
    殿:「阿湖、その様な姿をして」
    阿:「何かの折には走りますゆえ。  わたくしはこの姿が気に入りました。
       唯と同じです。  ふふっ」
    成:「阿湖殿」
    阿:「では、成之様、源三郎様、参りましょう」
    ナレ:成之の後ろに乗り、殿とかめに見送られ三人は出立した。
    殿:「かめ」
    か:「如何いたしました?」
    殿:「阿湖は誰ぞに似たのであろうかのぉ」
    か:「さようですね」
    ナレ:かめは殿だとは敢えて言わずに中へ。阿湖姫が唯に会いたいと言ったの
      で黒羽へ向かった。
    阿:「成之様」
    成:「如何した?」
    阿:「わたくしは、阿湖  で、ございますよ」
    成:「ふっ   阿湖」
    ナレ:阿湖姫は成之の腰に回した腕をギュッとした。

    つづく

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    無題⑥

    月文字さん、そうなんです(^O^)
    本編で宗鶴の「あ″!」が面白くてお気に入りになりました。妄想の中で宗鶴を登場させる時は必ず入れてしまうアイテム?です(^O^)

    では、続きまして、続きを(^_^)

    ナレ:座敷に戻ると成之と源三郎が待っていた。
    成:「忠清様、唯、ようご無事で」
    若:「兄上も、源三郎も。  父上、皆はご無事でありましょうか?」
    成:「はい。父上が攻められることも考慮し、まだ緑合に居ると申されて」
    若:「わたしもその方が良いかと。  ですが、何故、戻られたのですか?」
    ナレ:成之は宗熊からの書状を渡した。若君の横から覗いた唯は思った。
      やっぱり読めないと。それが分かった若君は掻い摘んで唯に説明した。
    唯:「え~こんな事して、熊は大丈夫なの? あの親熊めっちゃ怒るでし
       ょ」 
    若:「であろうの。  なれば、宗熊殿を援護せねば。 わしも唯も宗熊殿
       には世話になったからの」
    唯:「そうですね。  でも、熊の好きな人って誰だろう?」
    若:「そうじゃの。   だが、宗熊殿はどの様になさるおつもりなのか。
       兄上は、この文を届けるために参ったのでありましょうか?」
    成:「その事もありますが、わたくしはこれより阿湖姫をお迎えに参る
       所存です」
    ナレ:唯はあの夜の様子を見ていたので喜んだが若君はキョトンとしていた。
      成之はあの夜の事と松丸へ戻った事を話し聞かせた。
    若:「その様な事が。 喜ばしい事ではございますが、松丸の殿がどう
       申されるか」
    成:「父上もその旨、案じておりました」
    若:「では、わたくしも参ります」
    成:「いえ、  わたくしの事ゆえ」
    若:「ですが」
    成:「大事ございませぬ。  わたしの後ろ盾に忠清様と唯が居るのです
       から」
    唯:「わたしも?」
    成:「そうじゃ。  唯は心強い者じゃよ」
    唯:「でへっ」
    ナレ:唯は若君の手を取り自分も一緒に成之の手をギュッと握り
    唯:「若君と私のパワー注入!」
    ナレ:成之と源三郎は聞いた事のない言葉にキョトンとしていた。唯と若君は
      顔を見合せ微笑んだ。
    成:「唯、何じゃ?」
    唯:「私達の力を兄上さん、成之様の心に入れましたから」
    成:「さようか。  では何も案ずることは無いのだな」
    ナレ:成之が微笑んだ。唯は成之と山で会って、城へ連れて行って欲しいと
      頼んだ時に、ジッと見られ微笑んだ成之の顔を思い出していた。
      その時、カッコイイと思った事を。
    若:「唯、どうした?」
    唯:「ううん、何でもないですぅ」
    ナレ:若君にちょっと悪いなと思ったので黙っていた。その夜は吉乃が支度した
      料理で久し振りに盃を交わした。唯は吉乃の手伝いを自分もしたと強調し
      ていた。笑いの夕餉となった。成之は唯を縁側に呼び今迄の事を詫びた。
    唯:「ぜ~んぜん気にしてないですよ」
    成:「そうであろうか?」
    唯:「今の兄上さん、成之様は二番目に素敵ですから。勿論一番は若君です
       よ。ふふっ」
    成:「唯」
    ナレ:唯は成之の手を取り握手をした。
    唯:「これでおしまい。   って事は、そっか私の兄上になるんですよね」
    成:「そうなるの」
    唯:「これからもよろしく   お兄さん」
    成:「あっ、  ん」
    ナレ:成之は驚いたが直ぐに笑顔になった。遠目に見ていた若君も微笑み、
      隣に座った唯に、
    若:「お前は、面白い、 いや、不思議なおなごじゃの」
    唯:「それって褒めてます?」
    若:「そうじゃ」
    ナレ:若君は唯の頭をポンポンと。それを真似てじいが小平太の頭をバンバン
      叩いて怒られていた。みんなが笑った。源三郎も酒をたんと飲まされ
      酔いつぶれ、小平太、信近、じいの四人は寝てしまった。唯は吉乃の
      手伝いで片付けをしていた。庭に出ていた若君の後ろに成之が立ち
      声を掛け、振り向いた若君に頭を下げ、
    成:「忠清様へのこれまでの仕打ち、まことに申し訳ございませぬ」
    若:「兄上」
    成:「こうして頭を下げたところで、許される事では無いと分かっており
       ます」
    若:「兄上、もう過ぎた事ゆえ。  私の知らぬところで兄上はご苦労を。
       申し訳ござらぬ。 この通り」
    ナレ:若君も頭を下げた。
    成:「その様な事はなさらずに。  ですが、わたしは忠清様に城に
       お呼び頂いた事を心より感謝申し上げます。この様に忠清様のお姿を
       素直な心持で見る事が出来る様になったのですから」
    若:「兄上」
    ナレ:若君は唯がしたように成之の手を取り握手をした。
    若:「兄上、これにておしまいでございます。  お兄さん」
    成:「あっ  ん」
    ナレ:座敷から様子を見ていた吉乃が、
    吉:「唯」
    唯:「はい?」
    吉:「これらもお前の力なのかえ?」
    唯:「違いますよぉ。   これは若君と兄上さんの   ん~
       ジグソーパズルのピースみたいなものですよ」
    吉:「じ?」
    唯:「あっ  ん、  バラバラになっている小さな物を並べて一枚の絵
       にする遊ぶが私の故郷にあって、その駒みたいな物がひとつでも
       足りないと絵が出来上がらないんです。いま、二人の姿が絵とすれば
       最後の駒が揃って絵が出来上がったって事ですよ」
    吉:「唯の申しておる絵の駒の事は分らぬが、絵が出来上がったという事は
       わたくしにも分かりますよ」
    唯:「そういう事です」
    若:「二人で何を話しておったのじゃ?」
    唯:「何でもないですよ」
    若:「ん。  では、わしは休む」
    ナレ:若君がただそう言っただけなのに、唯はあの夜の事を思い出し、顔を
      赤らめて手で顔を仰いでいた。三人は意味が分からなかった。

    ナレ:翌朝、成之と源三郎は若君達に見送られ松丸へ向かった。
    吉:「成之様の想いが松丸のお殿様に伝われば良いのですが」
    信:「そうじゃの」
    唯:「大丈夫ですよ、今の兄上さんなら」
    じい:「そうじゃの。  むじなの申す通りじゃ、 ははは」
    唯:「またぁ、むじなってぇ」
    じい:「そうだったの、  ゆい  ゆ~い」
    唯:「それもぉ  何だかなぁ」
    ナレ:二人のやり取りにみんなが笑った。
       
    つづく

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    あ゛!

    実に宗鶴らしい(笑)
    再放送でも高山親子に早く会いたくなりました。

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    無題➄

    マスターさん、てんころりんさん、みなさま
    まだまだ続きます(^_^;)
    想像妄想は出来ますが文章力が無いのでダラダラ長くなってしまいます(^_^;)
    これからは切処が無いので、一つが長くなってしまいます(^_^;)
    すみません(;_;)

    無題➃の続き
    ナレ:宗鶴は吉報を待っていたが、来たのは吉報ではなく宗熊。その理由を聞い
      た。二人が目の前で消えたと話すと大笑いの宗鶴。
    熊:「まことのことなのです」
    鶴:「その様な事が起こるはずなかろう。だが、何故戻って来た?忠清が消え
       たと申すなら、一気に攻め入れば良いものを」
    ナレ:目の前の出来事に相賀の家臣は意気消沈し退散したと伝えた。
    鶴:「その様な事で。  やはり、わしが居れば良かったのじゃ!」
    ナレ:大声をあげ立ち眩みした宗鶴は、息子の情けない姿に気落ちし床に伏せっ
      てしまった。しばらくは大人しくしていた宗鶴だが、総領不在の羽木に
      代わり、阿湖姫を宗熊の妻にして今度こそ松丸と手を組もうと考えた。
    熊:「その様な事は。 あの折も人違いでありましたがですが、連れ去らった
       事も松丸には通じておりましょう。我らの話を聞きいれるとは思いませ
       ぬ」
    鶴:「あぁ、だが、それも羽木の企みだと申せばよいではないか!」
    熊:「その様な。  ここは一先ず、様子を伺っては?」
    鶴:「様子?」
    熊:「羽木、松丸の事態が分からぬでは。  しばしの猶予を」
    鶴:「何を呑気な事を。だから、この様な始末になったのだぞ!」
    熊:「それは。   今一度、わたくしめにお任せください」
    鶴:「あ゛!」
    熊:「お願い致します」
    ナレ:宗鶴に前に土下座した。
    鶴:「ふん!  お前に何ができる!」
    熊:「松丸に文を出し、先達ての詫びを書き、和議の願いをとしたためます」
    鶴:「なれば、わしが書く。 お前では心もとない」
    熊:「いえ、わたくしが」
    鶴:「お前が!」
    熊:「わたくしの妻に迎え入れますゆえ、必ず父上の意に添える様に致しま
       す」
    鶴:「まことか!」
    熊:「はい!」
    ナレ:なんだかんだ言ってもやはり父親。もう一度チャンスを与えてみようと
      思った。宗熊は早速、文をしたためた。松丸家宛にではなく羽木家宛。
      そして八次郎に託した。
      初めに和議を覆した事の詫び、宗鶴が阿湖姫と今度こそ結婚させ、松丸と
      手を組むことを考えている事、だが宗熊には想いを寄せる娘が出来た事、
      この事は宗鶴には知られていない。宗鶴の考えが果たせぬよう協力を願い
      たい事、己も戦にならぬよう最善を尽くす事、己も無用な戦は避けたいと
      の思いが綴られていた。そして最後に忠清と唯が無事に戻る事を祈って
      いると。
    殿:「このような事をして、あの宗鶴に知れたならば無事では済まされない
       のでは、のぉ」
    成:「さようですね。 これ程までに我らに気遣いを見せてくださる宗熊殿
       が心配でなりませんが」
    殿:「そうじゃの」
    ナレ:宗熊がどのように事態を鎮めようとしているのか分からないが、敵方の
      身を案じてくれる宗熊に感謝した。
    殿:「ん?  何か申したい事があったのでは?」
    成:「はい。  わたくしは、阿湖殿を迎えに参りたいと思うております」
    殿:「松丸の殿も仔細を知っておろう、この様な折に、阿湖殿を迎えに参った
       ところで許しては貰えぬだろう」
    成:「そうでありましょう。  なればこそ、頭を下げ許しを請いたいと
       存じます」
    殿:「久はどう申しておるのじゃ?」
    成:「母上は、わたくしの思うようにと」
    殿:「そうか。  主、一人で参るのか?」
    成:「その様に」
    ナレ:殿は自分でも成之の腕はそこそこだと感じているが、何が起こるか分から
      ないが大勢で行き敵陣に気付かれてはと考え、若君が源三郎を連れて小垣
      へ向かった事を思い出した。
    殿:「ならば、源三郎を伴に」
    成:「はい。  その様に」
    ナレ:源三郎を呼び松丸へ向かうことを伝えた。忠高は宗熊に承知した事、
      二人が無事に戻った事、阿湖姫を成之の妻に迎えた事と戻っている阿湖姫
      を成之が迎えに行くことをしたため、そして宗熊の安否を心配している
      事を。文を八次郎に託した。
    殿:「お前も、無事にの」
    八:「はい。では、私は」
    ナレ:八次郎は三郎兵衛に仔細を話し、長沢城へ向かった。文を読んだ宗熊は
      二人が戻った事に安堵したが、この事が宗鶴に知られた時の身の振り方
      を考えなければと。そしてこの先どの様になろうとも高山の嫡男として
      家臣領民を守るべく気持ちを新たにするため宗熊は諸橋の役宅に出向い
      た。
    ナレ:翌日、殿と久に見送られ二人は出立。
    源:「このまま松丸家に?」
    成:「いや、黒羽に参る」
    ナレ:成之は二人に会ってからと決めていた。その頃、じいが庭に居る若君
      と唯の所へ。
    じい:「この様な奇態な物を見付けたのじゃが、存じておろうか?」
    ナレ:じいの手にはまぼ兵くん。二人とも分かっていたが、
    若:「知らぬが。  何処ぞにあったのじゃ?」
    じい:「櫓の下の草むらに転がっておったのじゃ」
    ナレ:唯が若君の耳元で、あの夜、野上へ逃げる時に悪丸に消えるまで使って
      と頼んだことを話した。
    若:「そうであったか」
    じい:「若君?」
    唯:「何だか分からないですけど、可愛いから私が貰っても良いですか?」
    じい:「わしも、可愛いと思ったのでな、わしが持っていても良いか?」
    ナレ:スイッチを押しても作動しないだろうから、じいが持っていても支障は
      無いだろうと二人は話し合い、じいにあげた。じいは自室の床の間に
      飾った。
    唯:「尊が作ってくれた道具、煙玉は使ったやったし、まぼ兵くんは燃料ない
       し、でんでん丸は壊れたまんまだし、あれっ、あの場所に置いてきちゃ
       ったけど、ありませんでしたよね?」
    若:「そうじゃの」
    唯:「誰が片付けたんだろ?」
    若:「ん」
    ナレ:でんでん丸もじいが見つけて、変わった刀だと自分の部屋に持って行っ
      た。でんでん丸の隣にまぼ兵くん。
    唯:「今は何も無いけど、この先、襲ってきた用に、尊に何か作ってもらって
       持ってくれば良かったかなぁって思うのよねぇ」
    若:「まことに機械とやらは優れておるからの。  だが、大事無い」
    唯:「えっ?」
    若:「唯も、皆もわしが守るのでな」
    唯:「わかぎみ~」
    ナレ:唯が若君に抱き着いた時に、じいが戻って来た。咄嗟に離れた。
    じい:「ふふっ、  邪魔だてしたのぉ」
    唯:「もぉ」
    若:「なんじゃ?」
    じい:「成之様が戻られましたぞ」
    唯:「兄上さんが」
    若:「そうか。 いま参る」

    つづく

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    すごい!

    ぷくぷくさん、①~④読ませて頂いてます。
    三郎兵衞から弟・八次郎まで登場!!
    よう思い付かはりますなぁ~ 変な関西弁?
    好きでんねん、やわらかい関西弁(笑)。
    意表を突かれ、ビックリと感心の連続なんですけど・・ (°Д°)
    そして苦労人である久様の本当の優しさと、人間的な深み ( 。゚Д゚。)
    大殿、何故もっと早う詫びなかったのです!

    いよいよ兄上、始動ですね。
    この先、楽しみにしています。

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    無題➃

    無題➂の続き

    ナレ:緑合御月家での暮らしが始まった頃、黒羽城の様子を見に行った三郎兵衛
      が舞い戻って来た事で殿は何か遭ったのかと心配したが、若君と唯が戻っ
      たと。
    殿:「まことか?」
    三:「はい。 確かにこの目でお二人を」
    殿:「そうか、そうか。   成之をこれへ」
    ナレ:部屋に呼び二人が戻った事を伝えた。
    成:「まことの事でございますか?」
    殿:「三郎兵衛が二人に会うたと」
    成:「ようございました。  では、皆で黒羽へ」
    殿:「いや、まだ分からぬ。  しばし様子を見ての」
    ナレ:今は有賀たちも大人しくしている。この先は未だどうなるか分からない。
      まだ黒羽へは戻らないと。成之は自室に戻り久に尋ねられた。
    久:「忠清殿と唯殿が戻られたのですか」
    成:「そのように」
    ナレ:成之は庭に出て佇んでいた。
    久:「成之?」
    ナレ:母としての心を取り戻した久には成之の態度で考えている事が分かった。
    久:「お前は、もしや、阿湖殿を迎えに参るつもりでおるのでは?」
    成:「母上」
    ナレ:成之は考えている事をあてられ驚いたが、己の気持ちを話した。
    成:「母上の申される通りです。私は二人が戻った事で、事態が変わるのでは
       ないかと思うておるのです」
    久:「変わるとな」
    成:「父上も申しておりました、唯は不思議な力があるのだと。 その者が
       戻ったのであれば、この事態も善き方へと変わるのではないかと」
    久:「その様な事など」
    成:「私は唯の力を信じとうごいざいます。  母上がならぬと申されても
       私は」
    久:「わたくしはその様な事は申しませぬ。  お前の思うがままになさい
       ませ」
    成:「母上」
    久:「ですが、殿がならぬと申された折は、殿のお言葉に従うのですよ」
    成:「はい。   では」
    ナレ:相談しに部屋を訪ねた。
    成:「父上」
    殿:「どうした?」
    ナレ:その時、三郎兵衛の弟八次郎が宗熊よりの書状を託され戻って来た。
      だが何故、宗熊が八次郎に。羽木の間者と知った上で託したと聞き殿も
      成之も驚いた。若君と唯が消えたのち長沢城に戻った宗熊は足軽と目が合
      ったがその足軽は視線を逸らしてしまった。宗熊はその足軽の側に来た。
      その足軽が八次郎だった。八次郎は間者とバレてこの場で手打ちになる
      のだと覚悟を決め身構えた。
    熊:「主は、羽木の者か?」
    ナレ:聞かれ「いえ」と言葉にした。だがその言い方に宗熊は察した。
    熊:「案ずるな。  わしは、忠清殿と昵懇の仲なのでな」
    八:「えっ?」
    熊:「名は?」
    八:「八次郎と申します」
    熊:「八次郎、  だが、わし以外の者には油断するのではないぞ」
    ナレ:そう言ってその場を離れた。

    つづく

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    月文字さん痛み入りまするぅ

    阿湖姫の嬉しそうな顔を想像しながら書きました(^_^)
    妄想の中の事ですが、今の久様であれば、そう申されるのではと(^_^)

    あの時囲炉裏の炎が映る顔で如古坊を睨むあの頃の久様だったら
    どんな風に言うのかなぁと妄想の中で妄想を(^_^;)
    「想いなど、その様な物は、うつつにすぎぬ
     人は直ぐに忘れるものです
     想うたとて裏切られるだけなのです
     信じられるものは己の心だけなのですよ
     成之、分かっておろうの」
    てな感じで(^_^;)
    怖い久様より優しい久様が良い(^_^)
    阿湖姫を優しく抱きしめる様な(^_^)

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    名言いただきました

    ぷくぷくさんのストーリー、久様の言葉にハッとしました。

    久:「遠く離れておっても、想いは消えるものではないのですよ」

    さぞ、響いたことでしょう。
    成之様に「阿湖」と呼んでもらえたことも、阿湖姫には宝物です。

    言霊ってあるよなぁと思いました。

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    無題➂

    今日はもう一つ(^_^;)

    ナレ:阿湖姫たちが松丸へ到着。
    父:「阿湖。  無事で何よりじゃ」
    阿:「父上様、ご心配をおかけいたしました」
    父:「無事であれば良いのじゃ。 そなた達もご苦労であった」
    ナレ:かめと家臣に労いの言葉を掛けた。家臣は部屋を出て行った。
    父:「先達ての高山との事は羽木忠高殿よりの文で仔細は分かったが、
       その者が忠清殿の正室になるとはまことか?」
    阿:「はい。 わたくしは唯の事が好きなのです。 唯が忠清様と幸せになる
       事をわたくしは望んでおります」
    父:「わしは分らぬ、その様な。  だが、やはりそなたは忠清殿と」
    阿:「父上様」
    父:「何じゃ?」
    阿:「かめからお聞き及びのはず」
    父:「羽木成之と申す御仁の事は聞いておるが。 だが、義次に聞いたのだが
       その折、忠清殿は、羽木の揉め事にそなたは松丸が巻き添えになった
       事を詫び、必ず鎮めますゆえ、手出しはご無用願いますと。高山方が
       偽物と知れぬ内は、大事無いかと。知れたとしても、高山は羽木を
       攻めるであろうとな。松丸方に火種が飛ばぬよう務めますと申した
       そうじゃの」
    阿:「はい、その様に」
    父:「芯の強い御仁だと。やはりお前は」
    阿:「いえ、わたくしは、羽木成之様の妻となりました」
    父:「だが、聞いたのじゃが成之と申す者は側室の子だと」
    阿:「その様な事を申される父上様を軽蔑いたします。正室の子であろうと
       無かろうと、成之様は父上様が案ずるようなお方ではございませぬ」
    ナレ:成之が高山との関係はもう過ぎた事だと考えていた。
    阿:「わたくしとて分かっております。離れておりますゆえ、この先、
       お会いする事は叶わぬことも。なればこそ、わたくしは成之様おひとり
       をこの先も想う事と致します」
    父:「どうゆう事じゃ?」
    阿:「わたくしは生涯、成之様の妻として生きて参ります。ですから、
       そののち父上様がわたくしに嫁ぐように申されましても、わたくしは
       嫁ぐことは致しませぬ。父上様が羽木のお殿様に何も申されませぬよう
       お願い申し上げます」
    父:「阿湖。   その様な」
    阿:「では、わたくしは休みます」
    ナレ:阿湖姫は宣戦布告の様に父親に言った。だが、いづれは嫁がせることを
      考えていた。
    父:「まぁ、良い。  かめ」
    か:「はい」
    父:「阿湖の申しておった羽木成之とはどのような人物なのだ?」
    か:「成之様は繊麗なそしてお優しいお方です。母上様もお優しいお方です」
    ナレ:かめは以前の二人の事は知らないのでそう説明した。
    父:「さようか」
    ナレ:聞いては見たが会う事は無かろうと思っていた。

    つづく

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    無題②

    てんころりんさん、お手数をお掛けしてしまい申し訳ございません(^_^)
    恐れ入ります(^_^)
    てんころりんさん、皆様に情景を思い浮かべ楽しんでいただければと(^_^)
    何度も書きましたが本当に長いのでお許しください(^_^;)
    では、続きを

    ナレ:(2019.8.30 №885)木村たちも野上の地へ。木村は若君が唯を密かに
      逃がした事とその後の仔細を殿に報告した。かめたちも到着。門番の千吉
      が、かめに気付き阿湖姫のもとへ。かめは阿湖姫の足元に土下座をした。
    か:「姫様  申し訳ございませぬ!」
    ナレ:側に居た成之も久も、松丸の殿が戻る様にかめを遣わしたのだと察した。
    か:「申し訳ございませぬ。御父上が姫様を」
    ナレ:久がかめの腕を取り立ち上らせ中へ通した。
    久:「遠い所より参られ、お疲れでしょう」
    か:「ありがとう存じます」
    ナレ:かめには悪いが阿湖姫は戻りたくないと考えていた。
    成:「侍女殿、私は侍女殿と約束を致しました。松丸の殿が阿湖姫を連れ戻せ
       と仰せの折はお帰り頂くと」
    阿:「成之様」
    成:「阿湖姫、松丸へお戻りください」
    阿:「その様な」
    ナレ:泣き出した阿湖姫を久が優しく抱きしめた。
    成:「母上?」
    久:「阿湖殿、わたくしも人の親です。お父上のお気持ちはわたくしにも
       分かります」
    阿:「母上様」
    久:「阿湖殿、わたくしは、そなたを成之の妻として迎え入れました」
    阿:「はい」
    久:「そなたも成之との絆は強うございます。わたくしはその様に思うて
       おります」
    成:「母上」
    ナレ:かめは三人の姿に涙が零れた。
    か:「姫様は幸せ者でございます」
    阿:「はい」
    久:「遠く離れておっても、想いは消えるものではないのですよ」
    ナレ:久のあたたかい言葉に阿湖姫は決するように頷いた。
    阿:「母上様、   わたくしは松丸へ戻ります」
    か:「姫様」
    阿:「成之様、   何れの日にか、わたくしを迎えにお越し願えますか?」
    ナレ:阿湖姫はそう言ったが二度と会う事は叶わぬであろうと考えていた。
      成之もまた同じ思いがあったが、
    成:「その折には必ず、阿湖殿をお迎えに」
    阿:「はい。  では、成之様」
    成:「如何した?」
    阿:「阿湖とお呼びください。 わたくしは成之様の妻にございますゆえ」
    成:「ん   阿湖」
    阿:「はい。  では、かめ、支度を」
    か:「姫様」
    阿:「案ずるでない。  途中で引返す事は致しませぬから  ふふっ」
    か:「姫様ぁ」
    ナレ:その日は身体を休め、翌朝、阿湖姫とかめ達は松丸へ戻った。
    殿:「成之」
    成:「父上?」
    ナレ:殿は黙って成之の肩を抱き中へ戻った。その親子の姿を見て久が
      目頭を押さえた。

    つづく

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    楽しみですぅ。

    ぷくぷくさん、野上の地での阿湖姫と侍女かめさん、そして兄上、もしかすると大殿やその他の方も登場する?かもですね・・
    超・超・期待してます。(((o(*゚∀゚*)o)))
    繋がりがある前の投稿は、アシガール掲示板No.1423 ですね。
    行ってきましたが、今現在1001~2000番までの投稿が手違いのため全て2000番台になってます(※マスター@管理人さんが、連絡掲示板に修正はいずれと書かれてました)。
    ですのでNo.1423は、アシガール掲示板1001~2000番の12頁、2020年1/21 No.2423 にありました。
    心配性なもので(*ノд`*)σ 差し出てすみません。

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    無題①

    妄想№1423のその後

    ナレ:阿湖姫を成之に託し、かめは松丸へ戻り、殿に挨拶をした。
    殿:「ご苦労であった。  ん?  阿湖はどうしたのじゃ?」
    か:「姫様は羽木の皆様と共に野上の地へ参られました」
    殿:「野上だと?」
    ナレ:高山と織田が攻めてきた事を話した。
    殿:「その様な事が」
    ナレ:忠高は忠清と唯の事を認めた後、松丸家に詫びの文を出した。
    殿:「文には戻らせると書いておったが、その様な事態となっておるのでは
       尚更ではないか」
    ナレ:かめは成之の事を話した。
    殿:「その様な。 勝手な話ではないか。 何を考えておるのだ忠高殿は」
    か:「お?りは御尤もだと存じます。ですが、姫様が成之様を慕っておるの
       です」
    殿:「わしとて姫の幸を願っておる。だが、高山が攻め入る場に姫を残す
       とは、お前も何を考えておるのだ。それにだ、羽木家嫡男は忠清殿、
       その者は側室の?」
    か:「さようでございますが。 わたくしも初めこそ姫様を連れ戻すつもり
       で居りましたが、姫様がお選びになられた道を無理にとはできませぬ」
    ナレ:殿は握り拳を震わせ、かめを睨んだ。
    殿:「お前とて、阿湖が愛おしいと申しておったではないか!」
    か:「わたくしも姫様の幸せを願うております」
    殿:「なれば」
    ナレ:かめは阿湖姫の母のように大事に育ててきた。
    か:「はい。  ですが、姫様が強いお心で共に参ると申された事には
       何も申せませんでした」
    殿:「あぁ、もう良い!  わしが連れ戻しに参る!」
    ナレ:いつも穏やかな殿が阿湖姫を想うがあまり声を荒げた。この勢いのまま
      迎えに行ったならば、羽木と松丸も不穏な事態になりかねないと思った
      かめは、
    か:「わたくしが参ります」
    殿:「だが、お前が参ったところで同じではないのか」
    か:「必ず、お戻りいただきます。  この通りでございます」
    ナレ:かめが土下座をして懇願した。少し冷静になって来た殿が、
    殿:「分かった。 必ず連れて参れ。 何としてでも連れて戻るのだぞ、
       良いな!」
    か:「はい。  その様に」
    ナレ:かめと家臣五人を向かわせた。

    ナレ:かめが松丸へ戻り、阿湖姫たちは野上の地へ。吉乃や足軽の妻たちの
      協力でとうざの着物を仕立てていた。阿湖姫も久と共に教えてもらい
      ながら。
    阿:「成之様、  袖をお通し願えますか?」
    成:「阿湖姫が?」
    阿:「はい。  皆に教えを請い繕いました」
    成:「さようですか」
    ナレ:成之は阿湖姫お手製の着物に袖を通し微笑んだ。大変な状況に中でも
      ひと時の幸せを感じていた。

    つづく

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    またもや、始まります

    久し振りに来ましたら、楽しい催しが済んだ後でした(;_;)
    でもどちらも答えられなかった・・・残念(;_;)
    またの機会に(^_^)

    いつもの如く私事ですみません(^_^;)
    いつもの如く矛盾、無理矢理、歴史無視など等ですが、
    ずっと気になっていた阿湖姫&兄上さんの事を妄想(^_^)
    が、しかし前にも書きましたが妄想が暴走しましたので、
    めっちゃ!長くなりましたが書かせて頂きます(^_^;)
    宜しくお願い申し上げます。

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    え~ ありがとうございました

    私もむじなランドのフリーパス、頂けるんですかぁ、何だかすみません。
    妄想でも、嬉しいな~(^o^)v
    梅パさん、出題大変ですよね。
    賞品も毎回かわいくて豪華だった。
    まじ争うほど(≧▽≦)
    楽しませて頂くばかりで、有り難うございました。
    毎月は大変なので、再放送が終わったら、また.たま~にお願いします?
    私も何か思いついたら、こっそり九州版に?

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    やったぁ!年パスGet

    これで入場がスムーズだ。
    最近、行列ができるんですよね~

    絵描き歌、おもしろーい!
    へのへのもへじが お出迎え♪
    コック懐かしい。コブタも馴染みの曲で。
    まさか、
    若君「手足は(丸太ん)棒のごとく……
    コブタのような……」
    ですか?!
    おはるさんのお姿だとしたら、愛らしい!若君が愛でるはずです。

    投稿フォームへ

    返信
    やったぁ??

    全問不正解なのに、むじなランドのフリーパス貰っちゃったぁ?
    相賀を踏んづけて、ウマバーンで園内お引き回し(?)の上、若君にいざなわれての下馬…でんでん丸かまされても抱きつくに決まっておろーが❗ガハハ…
    おはる坊に妬まれる~?
    梅パさ~んありがとう?
    と、書いた直後に「あちゃー!特典は無しであったか❗」と気付くウツケ者でござる?

    実は第1問の答えはたぶんそうかな~とは思ってましたが「イヤイヤ、梅パさんがそのように簡単な答の問題を作られるはずはなかろう❗」と勝手に推測したまでのこと…でした。

    第2問…おたまじゃくしと答えたは、全く解らなかったので、“6”という数字の形状のみで考えたまでのこと…でした?(あら、また同じ言い回ししてしもた)
    そんな絵描き歌ありませ~ん❗??

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    クイズの正解

    てんころりん さん、リリ造さん、アシラバのひとり さん、月文字さん、考えて下さって ありがとうございました?

    正解は、
    【1】 若君様 と 三之助くん の共通点は、中の人(?)の お誕生日が「6月30日」で 一緒? …でした (^^)。
    アシラバのひとり さん、月文字さん、正解です❗
    「義理の兄弟」「次男」は、考えてませんでしたが、なるほどですね (*^^*)。

    【2】 途中で「6」を5回書く絵描き歌で、出来上がるのは「子どもの ブタさん」です♪
    《証明》「♪うたをきく」で歌が聞けます。
    http://ekakiuta.g2.xrea.com/buta.htm
    リリ造さん、何故に「おたまじゃくし」(^_^;)? リリ造さんの「猫のひげ」の絵描き歌は 初めて知って 検索してみましたが、書き始めから出来上がりが「猫」って分かっているのは 斬新です (^q^)。

    今回は2問ともの正解は ありませんでしたが、参加者全員(てんころりん さん含む)に「むじなランド 年間フリーパス(特典無し)」を進呈致しますね。← もちろん 妄想ですけどね (笑)。

    いやぁ、難し過ぎましたか (>_<)。 ヒントを出すと 簡単になって つまらないし…。
    問題を出すのが、こんなにも困難な作業とは知りませんでした?。
    そう思うと『アシガール検定』は、まさしく ✨神✨ ですね。
    ということで、出題は ギブアップして 今回で最終回にします。
    でも また何か思い付いたら、一緒に遊んで下さいね (^^)。
    ありがとうございました m(__)m。

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    そうか!

    私はパスしたから無効だけど、若と三ちゃんの共通点、お誕生日ね!
    尊と義理の兄弟ね!
    私は2人とも“次男”かなと(笑)。
    でも三ちゃんは三男で、弥之助の他にもう一人亡くなった兄がいるかも(三之助、孫四郎だから)とか思ってしまって・・
    永禄むじなランドのフリーパス、羨ましい~❗
    ウマバーン←馬番、今頃分かりました(^。^;)アハハ

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    私も

    アシラバのひとりさんと全く同じ答えです!

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    今パソコン開いたら

    お誕生日が同じだったような かすかな記憶があるんだけど。
    絵描き歌は 分かりません

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    返信
    遅くなっちゃった~?

    梅パさ~ん!まだいいですか?
    ダメでも書くだけ書いちゃうよ。

    第1問…尊と義理の兄弟である~♪
    いや…若君と三ちゃんが義理の兄弟か…。二人とも唯が大好き?かな?

    第2問…おたまじゃくし!
    解答には余計な事は書きませんが、思い出した絵描き歌をばひとつ…

    ♪猫のひげ、猫のひげ、猫のひげ、3本
    3本足りないよ、足りなくなんかないよ
    片方はお掃除、ミュウ~♪

    昔、おかあさんといっしょでやってたの~知ってる方います?
    ちなみに3番まであります(笑)

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    分かんない?

    梅パさん、簡単じゃないですぅ。
    絵描き歌知らないからネット検索してみたけど
    (¨)(‥)(..)(__)
    若君と三ちゃんの共通点は、分かるかもしれないけど、三ちゃんは、もう一つずれるという想像も出来るし・・
    お手上げ✋?✋
    てんころりんはパスです。

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    遅くなりました?。

    お忘れかも知れませんが…
    先月のお約束、「アシガール妄想列車」6月6日イベント~?
    (これを掲げていないと 何やってんだ?となりますからね 笑)

    6月6日 ということで…「6」にまつわるクイズ2問です。 簡単です。
    【1】 若君様 と 三之助くん の共通点は?
    【2】 6月6日 で思い出す絵描き歌には、あまりにも有名な「かわいいコックさん」がありますが…
    他にも 途中に「6」を5回書く 絵描き歌があります。出来上がった絵は 何でしょうか? 答えが分かった方は、詳細は抜きでお願いします。

    正解者全員に、賞品を進呈致します。

    そして、気になる今回の賞品は…
    ☆ 『永禄時代ワールド むじなランド』の 年間フリーパス。「疾風に乗って 園内観覧」の特典(1回)付き。
    唯ちゃんが 疾風を連れて来てくれます(引いて歩くのは ウマバーン ← アシガール掲示板No.2113参照)。
    乗る時は 相賀を踏み台にできます。降りる時は 若君様が 手伝って下さいます。ただし どさくさ紛れに 若君様に抱き付くと、恒例の 唯ちゃんの「でんでん丸 ビリビリ❗」が待ち受けていますので、ご注意下さい。

    正解は、明日(6月7日)の午後に 発表します。
    以上、よろしくお願い致します m(__)m。

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    唯之助 キュン死 作戦

    心優しき兄上は思った。
    〈少々知りすぎた小娘には、おとなしくしてもらわねばならぬ〉
    【骨の髄までたわける酒】でキュン死させる作戦。
    容姿の美しさを自覚している兄上は、余裕である。
    これからは間者として若君に近づいてもらおうという魂胆。

    〈それにしても この小娘、寝顔も小僧じゃの〉
    兄上は唯之助にノー胸キュン。
    唯之助が目を開けた。
    「……兄上さん?」
    兄上「そうじゃ、わしじゃ」
    唯之助は兄上にノー胸キュン。
    唯之助にとって、骨の髄までたわけることは、めずらしいことではない。
    効き目は皆無だ。
    ただの強い酒に、唯之助は眠いだけであった。

    せっかく若君が助けに来て、お姫様抱っこしてくれたのに……
    三之助「寝てる」
    おふくろ様「!……なんという!」
    まったくです。

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    また今更を

    てんころりんさん、キラキラッ 美しい~(^O^)
    アップに耐えられるお二人・・・羨ましい限りです(^_^)
    ライティングも良い・・・てか(^O^)
    何処かで書きましたが、零れそうでこぼれない涙のキラリは美しい(^_^)

    長沢城から出る時、門を出た唯が脱出を喜び、笑顔で出て来て、振り向く前に真剣な表情に変わるのが絶妙(^O^)

    以前に予告?で、阿湖姫がSPの中で見受かられなかったので、その事で妄想を
    書いて、そろそろ終わりかなと思った後、妄想が暴走しだして、とんでもない事?になり(てか、自分で書いているのに(^_^;))まして、まだ続いております。
    妄想は楽しい(^O^)です。
    すみません(^_^;)

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    7話ラストの2人“明暗”ですね

    映像からメッセージを見つけるのは楽しいです。
    ぷくぷくさん、若君の右目の一瞬の光、見えました。睫毛の影になり、かすかにキラッと。
    左目の下瞼(したまぶた)も、縁にライトが当たって光ってますね。どちらも涙の様にも感じられます。
    唯の瞳にはキラッキラの星3つ。照明さんとカメラマンのプロの技ですね。そして結菜さん健太郎くんの超ドアップにたえる、美しく澄んだ瞳あってこそ!

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    不思議なキラキラッ☆発見

    唯の身震いは、私も阿湖姫に対してだと思っていました。兄上さんからその名を山の中で聞いた時もそうだったので(^O^)
    色んな想像妄想然りですね(^_^)

    てんころりんさん  優しさに包まれたなら・・・です(^_^)
    メッセージですね(^_^)
    あの頃思った事と今、思う事をミックスで(^_^)
    唯はまた来れるという〈明〉の心が瞳に現わされている
    若君は、二度と会えないと分かっている。唯は此処に残ると言ってくれたが、
    それはならぬと考えて、振り向くと本当の事を言ってしまいそうになり、自分の心の扉を閉めた様な〈暗〉が現わされていた。対照的な瞳。
    てんころりんさん、こやつも阿保じゃさん、梅とパインさん、皆様、
    また、若君の瞳で、あれっ?と思った事があります。
    顔は照らされているのに瞳にはライトの光も映っていないと思っていましたが、不思議な光がキラキラッと映っていました。
    エンドロールの[出演]の文字の所と、如古坊(本田さん)と米山さんの
    間の所で、右目のうわ瞼の辺りでキラキラッと光りました。
    でもそれも一瞬で、ライトが当たっているはずなのに2回だけってのも、
    不思議でなりません。解明できません(;_;)
    もう一つ、お気づきかと思いますが書きます。去り際の左目の下側が涙でしょうか光っていました。
    何十回も見ていたのに(^_^;)
    未だ有りそうです(^O^)

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    さすが!

    てんころりん さんの記憶力!
    私は目の前の 浅~いところしか覚えていません f(^^;。 いつ 公式掲示板に気付いたんだろう?…っていうのも覚えてません(笑)。『アシガール』は本放送 第1回から見ていたんですけどね。
    「干菓子に毒」は、幼い頃に 毒を盛られた 兄上の脳裏には なきにしもあらず…かと。 ただ、いきなり致死量は危険過ぎますからね。
    あの端っこの ピンクと水色の干菓子の色が ちょっと白くなっていて 怪しいぞ と、妙に納得した私でした (^_^;)。

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    やっぱり そうでしたか(笑)

    ☆梅パさん、私の最大のミスは、あの唯の身震い・ブルッ を、毒のせいだと思い込んだ点❗?
    兄上と如古坊のダークなシーンが怖くて、頭が固まってしまったのでした ?。
    あれは阿湖の気配にブルッ としたんだと気付いたのは、なんと5月になってから(笑)。
    私の初投稿は最終回前ですが、月に2度ばかりの人だったのが、あの3/12の投稿以来、怒濤の勢いで書き始めて・・ 色々と懐かしい投稿です。
    梅パさんが初投稿された日は、風と月と緑さんも
    初登場でしたね。もしかすると我が家の伝統芸能さんも?前にはお見掛けしてない気がします。

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    そうそう!

    ☆ てんころりん さん、私が覚えていたのは、その「No.6930」の投稿です!
    ブルッと身を震わせた 唯 を見て 私的にはクスッと笑う点だったので、意外な発想に「いや、あり得る!」と思いました。 その後 初デートの お干菓子のシーンを見る度に、思い出しています。 公式の時に 反応すれば良かったんですが、私がやっと掲示板に投稿する勇気を出したのが、1ヶ月近く後の4月3日で… すみません f(^^;。

    ☆ ぷくぷく さん、私も気付いていませんでした。あんなにデカデカと書かれてあるのを、何回も何回も見ているのにですね (^_^;)。
    まだ何かあるかも知れませんね♪

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    まだ掘れますね

    てんころりんさんが、妄想体質なら、私は、妄想暴走体質です(・_・;
    18/3/12の投稿ですか。
    私は、まだ公式に投稿してない…というか、アシ沼に落ちてません。
    落ちたのは、その3日後です(^^;
    他にも、「毒入りなんじゃない!?」と思った人、きっと、いると思いますが。

    月文字さん、あの刺客で深掘り、まだまだ掘れる所があるのだと、気が付きました(^。^)

    ぷくぷくさん、鳥谷中!全然気付いていませんでしたσ(^_^;)
    それもまた、まだまだ発見できるところがあると、びっくり体験でした。

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    与一、毒入り菓子、鳥谷中

    ◎月文字さん
    刺客の名は、今や与一 ?。彼が坂口殿の従者として城に入るのはまずい。羽木の皆に顔を知られ過ぎていても、不審者と思われるのもまずい。
    爺様「城の守りは万全…我が方に刺客を手引きした者がおる…」
    城の外から導き入れた者がいる意味に取ってましたが、それは殆ど不可能!!単に内通者がいるって意味に取れる。
    与一は何らかの弱みを握られて買収された。
    弓の名手だが目立たぬ位置に甘んじていた羽木方の者?。
    ポジションは吉田城の見張り役だった❗
    いけますよ!先生っ!?

    ◎こやつも…さん
    毒入り菓子を想像したと聞いて、実は仲間がいたと胸を撫で下ろしました。私はね実際に公式に書いちゃったんですよ//2018/3/12 No.6930。
    掲示板の反応は シーン カーン(森閑)(ーー;)。
    梅パさんが思い出して下さったのはこの投稿ではないかと。後で超フライングの妄想でしたと詫びました?。
    その失敗があるんで、昨日のアシガール板の話は公式には書けませんでした。私、妄想体質ですよね(笑)。

    ◎ぷくぷくさん
    【鳥谷中】確認しました❗こういうの楽しいっすね。色んな事に気付かされますよね。
    ぷくぷくさんとは2年前、唯の瞳の☆の数、若君の瞳には☆がない話(7話)とかしましたね。
    懐かしいなぁ?。
    あの時ぷくぷくさんへの返信に、私はユーミンの『優しさに包まれたなら』から♪目に映る全てのことはメッセージ♪の一節を引用して、没!!合ってるでしょ。

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    今更シリーズ

    妄想は楽しいですね(^_^)
    自分に無かった発想も出てきましたし(^O^)
    妄想に頑張る努力を他に使えと言われそうですが(^_^;)

    未だ放送前なので、此処に(^_^;)
    唯の写真を見ている若君の姿は、数えきれないくらいに見ていたのに、
    昨晩、写真の唯の顔と金メダルにだけ目を向けていた様で、
    今更ですが気づいた事、ずっと高校に入ってからの写真だと思い込んでいたので目に入りませんでしたが、胸には〈鳥谷中〉と見える文字が。
    って事は、鳥谷中学校だったって事・・・なの?
    本当に今更な事でした(^_^;)

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    与一~!

    そうなのか、君は 羽木家所属だったのか! 弱みを 握られたのか? いったい何をやらかしたんだ? 結果 失敗に終わったが その後 君はどうなったのだ?
    今まで さほど気にも止めていなかったけど、俄然 与一くんに 興味が湧いて来ました (^-^)。 真実は闇なので、勝手に想像しときます(笑)。

    「干菓子」にしても「若君襲撃事件」にしても、ものすごく 話が広がって かつ 面白い。 ほんと素敵?
    この度の 再(×3)放送で 新しい方の発想が さらに増えて、永遠に楽しめますね (^^)。

    ぷくぷく さん、今度は 阿湖姫のストーリーですか? 次々と湧き出てきますね (^^)b。頑張って下さい!

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    ありがとうございます

    てんころりんさん、感想、ありがとうございます。
    アシ板にも書きましたが、兄上から頂いた干菓子、初見の時、「きゃー、毒入ってるんじゃないの?!」と思って見ていて、「あっ、入ってなかったぁ。」と、ホッとしたのを思い出しました(^_^;)
    月文字さん、「城を血で汚せば…」なるほど納得です。
    ぷくぷくさん、感想、ありがとうございます。
    一度妄想しても、「いや、でも、こうだったんじゃないか?」と、また別の妄想が…アシガール妄想あるあるですσ(^_^;)
    そんな時は、パラレルワールドへ。
    なぜこんなにアシガールにハマるのか?
    魅力がいろいろで、それを端的に言えないのがアシガールですね。

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    板違いかもですが

    ☆与一の所属先について。
    吉田城は羽木の領地。羽木の者にさせる方が怪しまれぬかと。ただし、兄上の配下だと兄上が怪しまれるので、既存の見張り役から短期採用。与一の弱みを握って間者にしたと思われます。

    ☆兄上からの干菓子についても同様に、兄上が怪しまれぬよう考えたと思います。兄上の「城を血で汚せば……」の発言で、そう思いました。

    ☆胸キュンが苦手な方がおられて安堵。世の中のそんな方々にも是非アシガールを知っていただきたいものです。
    YMO、懐かし映像などで存じてます。子供の頃YMOを見て、お化粧したおじさんが真顔で「胸キュン」って歌ってる……と混乱。
    「胸キュン」は乙女が目をハートにして使う言葉だと思います。
    公式掲示板の乙女たち、私は年齢をかなり疑ってました。10代か20代としか思えない。仙台の映像を見ても、健太郎くんに助言したくなりました。目の前にいる、ほとんどのアシラバは、健太郎くんと同年代の乙女たちだよって。
    と、言いつつも。
    年齢や性別なんて関係ない。好きなものに、そんなの関係ない!
    木村先生や唯之助なら、そう断言してくれるはず。

    ☆キューピッドの矢って、世の中にあふれてるのかな。アシラバには確実に刺さってる。一生もの。

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